お疲れ様です。
ベゼルレスTVが安いのがあるので、そろそろ私のベゼル有りTVを買い替えたいなぁと思っているエイルです。
先日後輩のバナナについての記事を書いた所、後輩のなべごうから連絡が有り、もっとバナナさんの話を書いて欲しいと依頼がありました。
なのでリクエストに応え、本日もバナナとの思い出話(バナナトーク)を書いてみようと思います。
過去のバナナの記事はこちら
↓
ある日、私と先輩のにしまさん、そしてバナナの3人は夜間仕事をしていました。
その日の仕事ですが、やたらと忙しい上に、次の日の朝までに仕上げないといけない大きな仕事が3つもありました。
朝までのほんの数時間のうちに、その仕事を仕上げないといけない状況下にいました。もしそれができなければ、明日の朝からの仕事が出来なくなってしまいます。
事前ミーティングにて。
にしまさん「とにかく、この仕事が最優先だ。外でやるべきことが終われば直ぐに事務所に戻って手伝ってくれ。俺がとりあえずこれから進めるから。」
バナナ「はぁーい!!」
私「分かりました。とにかく一つ一つやっていきましょう。」
リーダーのにしまさんを中心にこの大量の仕事をやり遂げることを誓いました。
私は早々に外仕事を終え、事務所に急いで戻ってきました。
にしまさんは既にパソコンに向かい、事務処理を始めていました。
私「お疲れ様です。今戻りました。」
にしまさん「お帰りー。エイル、早速ごめんだけどそこに置いてある大きいダンボールの中の物を出して机に並べてくれないか。」
私「わかりました。・・・あれ??・・・バナナってどこ行きました?」
にしまさん「ん?・・・バナナは夜業が始まって外に出たっきりまだ帰って来てないぞ。」
私「ああそうなんですか。忙しいんですかね。」
私はにしまさんと2人で仕事をすすめていました。
深夜11時を回った所で、ようやく1つ目の仕事が終わりました。
私「終わりましたね。」
にしまさん「よっしゃ。じゃあ次だ。」
にしまさんは2つ目の仕事であるデータの入力を始めました。
私「てか・・・バナナマジで帰ってこないですね。」
にしまさん「だなぁ・・・。バナナにもやってもらいたい仕事があるのに・・・・。」
今の所、バナナは一切帰って来てません。3人ですすめなければならない仕事なのに、ほぼほぼ2人で進めていました。少し効率が悪いのですが、帰ってこないので仕方がありません。
私は外仕事がある為外出することにしました。
駐車場を確認しましたが、バナナの車はありませんでした。
私(バナナ・・・・ミーティングで言ったのに・・・今日沢山仕事があるって言ったのに・・・。)
しかしこの場に居ないものは仕方がないのでした。
にしまさんを事務所に残して、私は再び外に出かけました。
深夜0時半を回った所で、再び私は事務所に戻り、外仕事があるにしまさんと交代しました。
ここでトラブルが起こります。
通信のトラブルで今取り掛かっている仕事が進まなくなってしまいました。
復旧に力を注いでいた所、時間は深夜1時半をさしていました。
にしまさんが外から帰って来て、事情を説明し再び2人で仕事を進めていました。
深夜2時を回り、さすがに先程のトラブルで疲れてきました。コーヒーを車に忘れていた為、バナナが帰って来ていないか確認がてら駐車場まで行ってみることにしました。
にしまさん「バナナが戻って来てたら、呼んで来て。」
私「はい、わかりました。」
駐車場に到着した所、エンジンがかかったままのバナナの車が停まっていました。
私「ようやくかえって来たかぁ・・・てかあいつ車の中で何をやってんだろう。」
私は恐る恐る車の中を覗き込んでみました・・・・。
私「・・・・・・」
バナナ「・・・・・・」
車内のバナナは1ミリも動かず、前を向いてポーーーーーーーっとしていました。
まるで、ろう人形のようになっていました。
私(どういうこと?ポーーっとしてるだけでなんにもしてないじゃん。何故車から降りないんだ・・・。)
バナナには別の用事がある可能性もあるため、暫くバナナが何をするのか観察する事にしました。
バナナの顔は・・・。
付近の信号機の動作に合わせて赤になったり、緑になったり、黄色になったりしていました。
そしてこれはレアなのですが、たまーに緑点滅もしていました。
私「ププププ・・・・」
笑いをこらえるのに必死でした。
それにしても、一切動きません。大丈夫なのでしょうか。
仕事も山ほどあるし、さすがに心配になってきた私は声をかけることにしました。
私「・・・おいバナナ!大丈夫か?!」
バナナ「うわぁぁあああ!!!!・・・・なんだぁエイルさんかぁ!!」
驚いた赤色の顔のバナナは目を見開いて静止し、私の顔を凝視していました。車内で写真の現像でもしているかのような真っ赤でした。
私「いやいやバナナ、何してんのよ。仕事があるから手伝ってくれよ。」
バナナ「はぁーい!!!!そういえばそうでしたね!!」
顔が緑色に変わった所で、ようやくバナナは動き出して、車から降りてきました。
自動車かお前は。
私「車の中で何してたん?なんか別の世界に行ってたような顔してたぞ?」
バナナ「エイルさんすいません!!」
私「疲れてるんかな、まぁ仕方ないさ。」
バナナが別の世界から戻って来てくれた事で、3人で仕事を進めることが出来ました。その日は無事に仕事を終えることが出来ました。
にしまさん「なんとか終わった・・・・」
私「やっと寝れる・・・。」
バナナ「はぁーい!!!!車に戻ります!!!!」
私・にしまさん(・・・車?・・・・)
翌日・・・。
私は夜勤明けで今宵勤務はありませんでしたが、夜に友人と温泉に行っていた為、少々帰りが遅くなってしまいました。コンビニに寄りたかったので帰宅途中にある、会社近くのコンビニに寄る事にしました。
私(・・・あっそうだ、今日バナナが仕事だったな・・・。ちょっと駐車場に寄ってみるか・・・。)
車を走らせ、駐車場の前を通過しました。
するとバナナは車の中にいました。
私「・・・おっバナナ居るじゃん。」
バナナは車内で昨日と同じようにポーーー---ーー--ーっとしていました・・・。
疲れとかではなく、あいつは毎日ポーーっとしてるんだな。
バナナの車両前を通りかかった時・・・・。
バナナの顔はガッツリ緑色点滅していました。
私「いや、ここでレア演出なんかい。」
私は得したような気分になり、そのまま帰路に就くことに・・・。
ブーーーン・・・(車が走り去る音)
バナナ「ポーーーーーーー-----」
腹立つでぇー・・・・・・(笑)