お疲れ様です。
読書の秋、芸術の秋、そして秋のエイルブログ。これがまたたまらない。
今秋も注目がかかせませんねぇ。
本日は、最近見た映画の中でなかなかの問題作で、私的に面白い映画がありましたので、皆様に報告を兼ねて記事にしたいと思いました。
「正欲」
エイルブログをご覧の皆様、この作品を知っておられる方は居ますか。朝井リョウ先生の長編小説を映画化したものを今回見させて頂きました。
この映画ですが、まず『新垣結衣』(ガッキー)さん、劇団EXILEの『佐藤寛太』さん、先日私がエイルブログの記事で紹介しました「最後まで行く」にも出演されている『磯村勇斗』さん、元SMAPの『稲垣吾郎』さん。
磯村勇斗さんが出演された「最後まで行く」の記事はこちら
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滅茶苦茶実力派揃いのキャストだと思いませんか??特に稲垣吾郎さんの演技を私はあまり見た事が無いので物凄く楽しみにしていました。
稲垣さん、クールなキャラにぴったりの最高のキャラクターでした。一番この中ではまり役だったのかもしれません。是非稲垣さんファンの方たくさんいらっしゃると思いますので、この映画での役柄を見てみて欲しいです。
稲垣さんのキャラクターとしては、今回のテーマの「欲」が分からない側の人間の役でした。
警察官の役なので、様々な欲や癖を持った人間を相手にしたり、そういう事件を担当する事もあります。
理解不能な欲を欲しがっている犯人の行動に・・・・・
「はぁー???」
ってなる気持ち、当然これは職業が仮に警察官でなくても、ニュースとか見ていると感じる時があると思います。
この欲こそがテーマ、この「正欲」の映画のテーマなのです。
少しネタバレになりますが、この欲を発散出来ない種類の人間が居るのです。
そこに焦点を当てた作品になります。
この時点で問題作と言っても過言ではありませんが、実際欲を発散出来ない人はどのようにして発散しているのでしょうか。
人に迷惑をかける欲、道徳に反する欲など様々あると思います。
実際に物語の中で出てきますが、子どものYouTubeチャンネルでコメント欄で「リクエスト」をして、出演者である子どもにその行為をして貰って、欲を満たしているシーンがあります。
非常に複雑な方法で欲を満たしています。
単純に性欲であれば、ピンクなそういうお店に行けば欲を満たすことが出来ると思います。
ただやはりそれだけでは欲を満たされない人種が居るのは事実なんですね。心は揺さぶられないんですね。
価値観の差の話だと思いますが、あまりにも自分の欲が伝わらなかったり理解されないと生きる事に対して息苦しくなってくるんです。好きな事をやっているようで何か違うと感じたり、これって自分がしたいことなのかなと。
同じ癖を持つ仲間が居れば、理解し合う仲間の中でようやく自分を少し出せます。当然、恐る恐るにはなりますが・・・。
この映画は全体的に明るいパッとなる事はありませんでした。でもこれは仕方ない。人間の切実なデリケートな部分に切り込んでいるわけですからそういう部分を考える雰囲気の映画となっていました。
テーマが素晴らしい映画だと私は感じましたのでこのブログで紹介したいと思いました。
あと、主題歌も好きです。めっちゃいい曲ですね。エイルは大好きです。
Vaundy「呼吸のように」
最近こればっかり聴いてます。
自分の感覚が絶対的に正しい、そうであるという思い込みはもうやめようと思うことが出来る作品に出会えてよかったです。
というわけで、本日はここまでです♪
小説も読んじゃおうかなって思ってます♪
それでは、また♪
あっ最後に一言・・・
ガッキーはやっぱりいつも可愛い♪♪
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