お疲れ様です。
今更、コンビニに売っているタリーズコーヒーにガッツリハマっているエイルです。
先日用事で実家に帰った時に、久々に妹に会いました。
久々に会ったので色々と話をしていましたら、どうやら最近読書にハマっている様子でした。本を読み、感性を整えているようでした。
私も昔はよく太宰治さんやビートたけしさん、ピース又吉さんの本をよく読んでいましたので本に対して抵抗は無く、今でも面白い本や小説にはとても興味があります。
私「因みに最近で面白かった本ってどれなん?」
妹「最近ねぇ、ミステリー系かな?」
ミステリー・・・よく考えたら子どもの頃に漫画で読んだ金田一シリーズから止まってるなぁ。
妹【最近ってそんなに最近ではないけど・・・「変な家」っていう本。知ってる?】
変な家?・・・・滅茶苦茶ストレートな名前の作品・・・・・。
私はその直球真向勝負な題名に惚れてしまい、「雨穴さんの著書:変な家」を妹から借りることにしました。
この本を後で調べたのですが、相当有名だそうで(大変失礼ですが、私はこの時まで全く知りませんでした。)、Youtubeでも何万回再生されているようでした。
衝撃は本を読み始めて直ぐにやってきました。少しだけネタバレになるのですが・・・・・。
本を少し読み進めると、先ず2種類の間取りが書かれた家の平面図が出てきます。素人の私はパッと見、特に何も思わなかったですが、よくよく注意して見ると・・・・・おかしいんですよね・・・・。・・・・間取りが・・・・。
もし、建築士や不動産屋などのプロの人が見たら一瞬で気づくかもしれませんが、福祉関係の資格しか持っていない私は直ぐには状況が掴めませんでした。
考えれば考えるほど伝わってくる違和感・・・。序盤は常に違和感がある状況・・・・。結局本の魅力に取り付かれて行き、内容にのぼせ上がり、その日一日で妹から借りた「変な家」を読破してしまいました。
これは面白いぞぉ・・・・・・よーし、この衝撃をみんなに伝えて共有しないといけない・・・・。
そう思い、友達数人と親しい仕事仲間数人にこの本の話をしました。
仕事仲間はほぼ全員漏れなく、「ゾッとしたわ!」と震え上がっていました。「だろ?!だろ?!」って感じでウェーーーーイ!!♪♪でした。
そうして私は波に乗り、友達グループにも話した所、4人のうちの読書好きな1人は既に「変な家」を読んでおり、内容を詳しく知っていました。既に読んだ1人以外のメンバーは知らないとの返答。
私的にはゾクゾクして盛り上がる画は仕事仲間と既に撮れているので、後は誰か・・・・・・図面を見ただけで違和感を解明する金田一並みの名推理の画が欲しい。
今まで図面を見せた人間誰一人として真相に迫る事は無かった為、友人に賭けた私の強い思いが伝わって欲しい。
そういえば・・・・メンバーの中で間取りだけを見て細かく推理が出来そうな、期待を持てる男が1人だけ居ました。
グループ内で一番センスのあると噂が止まないキマリでした。
キマリは高校の頃、勉強しないとガチで0点と言われている超ゲキムズ教科を、ノー勉+前日深夜迄バイトであんま寝てない状態で58点(クラス平均20点という状況下)という平均の3倍近い高得点を叩き出したハイセンスの持ち主だ。もし勉強してたら医者にでもなるんじゃないかと言われたくらいのセンスの男でした。センス10:努力0の男。
またあの頃のように、センスを披露してまたみんなに勇気を与えてくれキマリっ!!!!
私「キマリどう思う?この間取りなんか変じゃない?」
図面を見るキマリ・・・・・。
キマリ「エイル、2階に浴室があると施工費高いんじゃないかな?玄関入ってすぐトイレかぁ。一軒家にしては変わってるなぁ。」
・・・・完全に業者になってやがる・・・・。
キマリ「子ども部屋の導線上に大人の寝室があったら子どもが起きた時にすぐ分かるもんな。」
センスは?・・・・・推理をして欲しい・・・センスは推理で出てくるんだから・・・。
キマリ「えっこれ新築なん?・・・・へぇーだったら結構変な事しとるんじゃないか?リフォームじゃないん?」
おっ・・・きたきた・・・・。ちょっとずつセンスきてるきてる・・・・。
私の心の中で、センスと業者が戦っている状況に陥った・・・・。
センス来い・・・・来い・・・来い・・・・・あっ業者・・・・。
センス来た・・・・来たぞ・・センスいいぞぉ・・・・・業者かー--・・・・
センス来い・・・・あっセンス顔半分だけ見えてる・・・よし来た!!・・全身来たぞっ!!見えてる!!・・・・・!!!!・・急激に業者が滑り込んできたー--!!!
来い・・来い・・・・センス来た・・・・あー--っ!!もぉ!!!!業者!!!!
結局、最終的には
業者8:センス2の変なおじさんになっていた。完全にどちらかに振り切れていないのが敗因だ。
高校時代がセンスのピークだったようだ。
・・・・でもまた調子が良い時に若い奴らに見せてやってほしい、本当の輝きってやつを!!