お疲れ様です。
ギャンブルをめっきりやっておりません平和主義者で温厚なエイルです。
なかなか自分の事を温厚という人も珍しいですが・・・。
一言でギャンブルと言っても、この世の中には様々なギャンブルがあります。
パチンコ、スロット、競馬、競輪、オートレース、競艇・・・・・
皆さんはどんなギャンブルをやっておられますか?
私は昔、競輪にハマっていました。
今はめっきりやっておりませんが、昔は仲間達と一緒にやっておりました。
私は全く当たりませんでしたが・・・・・・。(下手くそ)
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私「にしまさぁー-ん。イササカー。」
にしまさん「お、待ってたぞー」
イササカ「エイルさん、お疲れっす。席取っときましたよ。」
競輪グランプリという年末の大きいレースがあった為、我々競輪三銃士は疲れをおして今日も元気に競輪場に集まっていました。(結構競輪好き)
私はこんな時に限って寝坊してしまい、先輩のにしまさんと後輩のイササカは先に到着していました。
私は3レース目が始まる前くらいに到着したのですが、何か様子がおかしいのです。
イササカ「エイルさん、ちょっとにしまさんが・・・・」
私「え?・・・・」
イササカ「賭けすぎてます・・・・・・」
私「え””?!」
慌てて私はにしまさんの様子を確認します。
虚空状態でヨダレを垂らしてリクライニングの席に座っているにしまさん・・・・。到着後間もなく廃人に近くなっていました・・・。
にしまさん「・・・もぉこのままだと俺は破産するで・・。」
にしまさんがこれまで買って外れた車券をこそっと見せて貰ったのですが、ここでお話する事は出来ない凄まじい額を買っていました。
私「にしまさん・・・・まだ一般戦ですよ?」
そうです、我々がやりたいメインレースはまだまだ先にあります。
メインの優勝戦は第12レース目、それまでのレースというのは今日までの成績をもとに組まれたレースであり、一般戦や選抜戦、特別選抜などメインの優勝戦に惜しくも出られなかった選手たちが走るのです。
なのでメインまでにしっかりとお金をとっておかなくてはいけません。
私「いや先輩、リアルにどんだけ賭けてんすか(笑)」
にしまさん「手を抜けないタイプなのよ。なんたって柔道してたから。」
イササカ「にしまさん、落ち着いて賭けて下さいよ。」
そういう後輩のイササカは本当に堅実に賭けていました。
自分が思う1着を固定にして3点の3連単に絞って賭け、ガツンと当てるタイプの賭け方です。
私「あっ3レース目始まりましたよ、にしまさん。」
にしまさん「おっしゃー!!応援するでーい!!」
応援とはお金の事しか考えていない男達がよく使う言葉です。
欲の塊及びギャンブルの亡者達はジュースを片手に画面に釘付けです。
私「いけー!いけー!!あー・・・・だめだー!!」
イササカと私は大外れ・・・・。箸にも棒にも掛かりませんでした。
にしまさん「おっしゃ!当たった!」
私・イササカ「ほんとっすか?!」
しかし、にしまさんが賭けた点数が多すぎてマイナス・・・。
仮に当たったとしてもハズレを買いすぎているとこのような状態に陥ります。
にしまさん「あちゃー・・・一番いけんやつやってしまった・・・。」
私「仕方ないっす、気を取り直していきましょう。」
第4レース目
私とイササカは大外れ。
にしまさん「また当たったぞ!!」
私・イササカ「ホントっすか?!焼き肉行けますね!!」
にしまさん「・・・あーまた買いすぎとる・・・・マイナスや・・・・。」
イササカ「仕方ないっす、5レース目こそプラスで行きましょう!!」
第5レース目
にしまさん「おっしゃー!!当たった!!来たぞ!!!・・・あああ!!!買いすぎてる!!」
なかなかプラス域にいかないにしまさん。ここまで3レース連続で当たっているものの思うように伸びず。
第6レース目
にしまさん「やべえ!!当たった!!でも買いすぎてマイナスだぁ!♪」
私・イササカ「何回やるんですか!!」
にしまさん「ああああ!!!♪」
私「ちょっと笑ってますやん(笑)」
3人「はっはっはっはっは!!」
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にしまさんの的中率は私が来てから100%です。しかし、ついつい買いすぎてしまう可愛いクセが飛び出してしまっています。
私「・・・良かったら買い方見せて下さい。」
にしまさん「はい、どうぞ。」
一度このにしまさんの買い方を見直す必要があります。せっかく何百分の1が当たっているのにマイナスなんてどう考えても勿体なさ過ぎます。
にしまさん「・・・・うーん・・・当たってる分にあまり賭けてないのが原因だわ。はずれている俺の中の本命に沢山お金を賭けている関係でこんな事になってしまっとる。」
ねじれが発生しています。自分が考えて決めた本命にドカッと賭けて外れる。逆に押さえで少し購入しているのが連続して当たっているのです。
※ 押さえというのは外れた時の事を考えて本命に近い車券を購入する事です。
イササカ「滅茶苦茶分析できてますやん。」
にしまさん「俺はこう見えてマーケティングとかを習う学校に行っていたからな。」
私「大得意分野・・・・・」
ここまで当たり続けているわけですから、必ず突破口はあるはずです。打開する力がここにはあるのです。
私「じゃあこうしましょうよ。自分が思うやつを少なくなって、これまで押さえで買ってたやつにドカッと行きましょうよ。」
にしまさん「それの何が面白いんだ。」
確かに・・・・
気を取り直して嵐の第7レースがスタートします。
この後・・・競輪三銃士は一体どうなってしまうのか?!?!?!?!
続く・・・・
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