お疲れ様です。
今日二男のエイルキッドを連れて、スーパーへお米を買いに行ったのですが、10Kgで3000円を軽く切ってくるお米が売れていました。
とてもお安くなってます。パン派の方、米派に乗り換え時ですよー。
エイルです。
ここ2回ほど、姓名判断の話をしていましたが、今回はちょっとだけ箸休めで、長男のエイルジュニアとの思い出話をしようと思います。
少し前の話ですが、釣りにハマっており、息子のエイルジュニアと一緒に川へ釣りに行きました。
聞けばたまにコイやフナ、シーバスが釣れる川との事でしたので、少し楽しみでした。
シーバスでも釣れないかなぁと淡い期待を持って川に到着しました。
ジュニア「今日はなんか釣れそうな気がするねぇ。」
俺「そうだねぇ、楽しみだね。」
子ども用のリール付き1500円竿を振って、当たりを待ちます。
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私「なぁジュニア、生餌の方がよかったかな?」
ジュニア「いや、いいよこのままでやろうよ。まだ、始まったばっかりじゃん。」
短気な私は直ぐに結果を求めようとします。
釣りは気長にやらなければなりません。
性格的にはジュニアの性格の方が合っています。
親としては子どもに成功体験を与えてやりたかったので、答えを急ぎますが、ジュニア的にはそうでもないようです。魚の姿を見ることを全く急いでいませんでした。
釣りは直ぐに釣れるものではないことを知っていて、この待っている我慢の時間こそが釣りの醍醐味であるというプロの目線でした。
藻に何回か引っかかってしまい、その度に巻き直してリスタート。
そんな時間が続いていました。
そしていよいよ・・・・
・・・・ビビビッ!!!(魚がかかる音)
私「きたっ!!」
ジュニア「わぁぁぁ!!!!パパがんばれー!!」
ジュニアが私の横でジャンプしてパタパタし始めます。
私は反射的に思い切り、合わせました。(魚がワームに食いついてる時に、針を食い込ませるために自分の方向へ強く引くことを合わせるといいます。)
しかしどうやらバレてしまったようで、空しく空中にワームが飛びます。
私「・・・あー!!残念。」
ジュニア「・・・・惜しい。でも魚は居るね!!パパ!!」
ジュニアはとにかく前向きでした。その前向きな心こそが素晴らしい。
なんとかジュニアに魚の姿を見せてやりたい・・・・。
その思いがとても強くなりました。
何回か竿を降り続けましたが、なかなか当たりが来ません。
水面を見ながら、釣りを続けていました。
私「んー????・・・・」
最初の当たりから何分か経過した時、竿の糸先付近で何かが翻ったように見えました。
何か居るな・・・・・。
私「なぁジュニア、あそこ見てごらん?糸の先だよ」
ジュニア「・・・・何か居るねぇ」
比較的糸は私達が居る陸地に近い所にあった為、その動きは完全に見えました。
再度、その物体が翻ります・・・・。
その瞬間でした!!!
ガガガガガガ!!!
物凄い引きが竿に伝わってきました。
リールを巻こうにも力が強すぎて回りません。一気に糸がから回りしてリールが壊れてしまいました。
ジュニア「パパ!!頑張れ!!」
私「これ魚じゃないわ!!・・・絶対違う!!力が強すぎる!!」
必死で竿を引きながら、目を凝らして二人で水面を見ます。
エイでした・・・・・。
私達が格闘していたのはエイでした。
翻り、その姿が完全に見えます。
ジュニア「エイだー!!」
エイを釣ったことがある人は分かると思いますが、引っ張りかたがとにかくエグいのです・・。
私「これ滅茶苦茶重い!!!」
ギギギギギ!!!!
重さに耐えれず竿が悲鳴を上げています。
決して言い過ぎではありませんが、竿はほぼ直角にひん曲がっていました。
私(だ・・・ダメだ・・・・・)
ちょきん・・・・・
やむおえず持っていたハサミで切りました。
ジュニア「すごいね!エイが釣れそうだったね!!」
私「すごかったねー!!」
ジュニア「友達に話すー!!」
私達は魚こそ釣れませんでしたが、いつか水族館に行った時に見たことがあるエイの姿が見えたので、大満足で帰宅しました。
翌日、後輩の釣り名人のおかか(田舎の人)に会ったのでその出来事を話しました。
おかか「エイですか?えらいもんがかかりましたね」
私「ビビったわ。」
おかか「あれは魚の引きではないです。なんとか釣り上げたとしても空中に出た途端に重さで竿が思い切り折れて終了です(笑)」
私「安価の竿だったから、水中に居る時点でもぉ竿が折れ曲がりそうだった(笑)糸をハサミで切ったわ。」
おかか「正解です。仮にあれが上がっても尻尾に毒があってマジ危ないですから、ジュニアの為にも陸には上げないでください(笑)」
釣り上げても何の得もないそうでした。危ないので触る事も出来ません。
暫く我が家ではそのエイの話で持ちきりでした。
ジュニア「エイって食べれるの?」
私「エイヒレってのがオツマミであるけど、あのエイは臭くて食べられないよ。」
ジュニア「そうかぁ。・・・あれはアカエイかな?イトマキエイかな?」
え?どこでその種類調べたん??
通っていた保育園で、友達に釣りの話をしている元気なジュニア君の顔が浮かんできます。