お疲れ様です。
買ったのに全然読んでいない本が溜まってきているエイルです。
最近サブスクリプションという便利でお得なツールが増えてきましたよね。
サブスクリプションとは一定期間利用できる権利に対して料金を支払うビジネスモデルだそうです。
先日友人のいとうしと話していましたが、映画のサブスクであれば吹き替えが見たいのに、字幕しかないとかそういうオチがあるようでそういう時にゲオを利用するそうです。ゲオはいつも私達の生活の中に存在しています。
久々に映画紹介をやってみようと思います。
今日は「リアルスティール」という映画を紹介したいと思います。
私は後輩にこの映画を教えて貰うまで全く知りませんでしたが、有名な映画だそうです。
この映画の内容としては、「ロボットボクシング」の映画です。男の子がいかにも好きそうな内容です。ネタバレありますので、見る予定のある方はこれ以下は閲覧注意です。
私ははじめこの映画の内容をサラッと後輩から聞いた時には、ただ戦って相手を倒して終わりというアンパンマン的な内容かと思っていましたが、これは大感動映画です。
元ボクサーであるチャーリーは、自慢のロボットを連れて各地を転々とし、ファイトマネーを稼いでいます。
ボクサー=ファイトマネー。これは一般的に考えてごく当たり前の話なのですが、この物語は人間では無くロボットが戦います。リモコンで操作します。人間が戦うボクシングよりもより派手な格闘を求められるようになり、チャーリーは自分の職業であるボクサーでは稼ぐとこが出来なくなりました。
ロボットが戦うので、故障すると直さなければなりません。しかも値段が高い為、多額の借金をしている状況でした。ロボットが壊れれば日銭を稼ぐことが出来ず、収入が無くなります。
チャーリーは悪い友人に騙されてしまい、ロボットを再起不能にさせられてしまいます。
借金も返せなくなるうえに、生活費も稼ぐことが出来なくなってしまいました。
そこで・・・・10年前に離婚した元嫁が亡くなったという訃報を聞きます・・・。
2人の間にはマックスという子どもが居ます。そのマックスの親権を元妻の姉妹が獲得したいと言ってきました。
そして、多額のお金と引き換えに親権をマックスの叔母に一家に渡す事になりました。
親権が入れ替わるまでの間の子どもとのストーリーがこのリアルスティールの見せ場です。最初は全く親子っぽくないです。産まれて直ぐに親権が母親に渡ったようで2人には思い出はありません。
受け取ったお金をこれからの生活費に充てるか借金の返済に充てるのかと思わせて、チャーリーはそのお金でまた強いロボットを買ってしまいます。(5万ドル)
その強いロボットを手に入れたチャーリーは、再び戦いに向かいます。大して機能を使いこなせないまま、ロボットのスペックを頼りにメインイベントに出る強いロボットと戦いますが、そのたった一戦でまたロボットは破壊されてしまいました。
一発で稼いでやろうというギャンブラー気質な父親のチャーリー。それはあるあるな展開ですが、裏目に出てしまいました。
完全なる無一文&ロボットを失ったチャーリーは、廃品置き場に忍び込んで部品を集める事にしました。
その廃品起きでマックスは「アトム」という刻印のある捨てられて埋もれていたボロボロのロボットを拾います。
アトムは旧式のスパーリングロボットといって、ロボットが練習相手として使うロボットの種類だそうでした。
耐久力は割と高いですが、攻撃はイマイチというスペックだそうです。
しかし練習相手になるロボなので、相手の行動を覚えるという特殊技能があるようです。
それに目を付けたマックスはアトムにダンスなどのアクションを教え込みます。
戦う為にアトムにボクシングを教えてやって欲しいとチャーリーに頼み込みますが、チャーリーはもう俺はボクシングは引退したんだと言って、全く自分の技を教える事はありませんでした。
しかし、ひたむきにそして愚直に様々な事を覚えていくアトムに対して、マックスはこいつは強いと確信しました。
今までのような華やかな場所での戦いは出来なくなってしまったため、ファイトマネーが少なくグレードの低い「動物園」でのデビュー戦を友人から薦められます。
2ラウンド耐えたらお金がもらえるというミッションに対して、なんと2ラウンド目で相手のロボットを倒してしまいます。
元ボクサーのチャーリーが「下がれ!右に回ってボディー!」「スピードはアトムが上だ!足を封じられるな!」など指示をリモコンを持つマックスに伝えて、劇的に倒しました。
あまり戦う事を教えていませんが、チャーリーのアドバイスと今まで壊れてしまったロボットたちの技を使い圧勝しました。
ここまであらすじを普通に書いていますが、10年前の映画にしてはCGがかなり綺麗で、リアルです。本当にボクサーの動きのように見えます。
最初は古ぼけているロボットのように見えましたが、だんだん様になってきてカッコよく見えて来ます。
ここから快進撃が始まります。
リモコンの反応の悪さに目を付けたマックスは壊れたロボットから音声認識装置を取り外して、それをアトムに装着します。他のロボットたちと比べて小さいのでキビキビした動きが無いとやられてしまいます。更に人間の動きと全く同じ動きをする装置も取り付けて、完全に克服しました。マックスにはエンジニアとしての才能があるようでした。
徐々にグレードを上げて強いプロロボットも倒せるようになってきました。
場数と勝利を重ね、確実にボクサーの階段を登っていくアトム。ファンも増えて来て声援を送ってくれるお客さんも出てきました。
しかしここでマックスの親権が叔母一家へと入れ替わってしまい、マックスとチャーリーにお別れの時が来ました。
残念です・・・・・。ここまでずっと一緒にやってきたのに、ここでナイスコンビはお別れとなります。
このままアトムは引退してしまうのでしょうか・・・・。
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チャーリー「・・・・おい、いいか、自分よりデカい相手と戦う時は上に向かってパンチだ。そう・・・そこから3蓮コンボだ。」
チャーリーはいよいよ自分がやってきたボクシングをアトムに教え込みます。
四十肩で肩を痛がるチャーリー・・・・。
チャーリー「お互い歳だな・・・でも引退は、まだ早いぞ」
来る日も来る日もアトムにボクシングを教えます・・・・・・。現役時代の自分を見るかのように教え込みます。
その時が来ました・・・・・。
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何か月か後に、マックスが居る叔母の家に訪れたチャーリー。
叔母「え?!・・・チャーリー・・・・・駄目じゃないここに来たら。」
裁判で決まった事で、息子のマックスに勝手に会いに行ってはいけない規則だそうでした。
今日一日だけ、一日だけ息子のマックスと一緒に居させて貰えないか懇願します。
・・・・・いよいよ、最後の戦いにのぞむことになりそうです。
相手は絶対的王者・・・ゼウス
挑戦者は1ラウンド持たず廃棄に追い込まれます。どっちが勝つかではなく、何ラウンドもつかを予想する賭け事が場内で横行していました。
ゼウスはパンチ力が物凄くてロボットの首を吹き飛ばしたりする大型ロボットです。
ぱっと見、いやどう見ても勝てそうにありません・・・・。今日はそんな強者を相手にするのです。
ボコボコにやられてダウンしますが、アトムは何度も何度も立ち上がります。圧倒的な実力差があるように見えます。
散々やられていますので途中で故障もあり、各ラウンド終わりに細かい修理を重ねていきます。
満身創痍です。アトムもチャーリーもマックスもこれで最後のつもりで向かっています。もし壊れれば引退。二度とリングに上がる事は出来ません。
粘りに粘って最終ラウンドを迎えますが、アクシデントが起こります。なんと音声認識装置が壊れてしまいます。最終ラウンドの1つ前のラウンドで指示が届かなくなり後半はマグロ状態でした。
ここで最後の手段、人間の動きと同じ動きをする装置に切り替えることにしたのです。親父のチャーリーはその役を担います。
最終ラウンドが始まります。チャーリーがシャドーをすればその通りアトムは動きます。
ロボット同士の打ち合いが始まります。ロボット対ロボットの戦いなのに「いけっ!」「効いてるぞ!!」とか私は思わず叫んでいました。どうしてもアトムに勝って欲しいのです。みんなの思いを拳に乗せて戦うアトムに感動します。
現役さながらの動きを見せる父親のチャーリー。まだいけるじゃん・・・・。今日までの間、ずっとトレーニングをしてきたのでしょう。
もし、ロボットボクシングが無かったら親父のチャーリーはボクシングでまだ戦っていたでしょうか。
試合中、ふと冷静になってマックスが戦っている親父のチャーリーのシャドーを見るワンシーンがあります。
ここが滅茶苦茶感動します。
親父・・・まだいけるじゃん・・・・。全然ボクシング辞めてなかったじゃん・・・・・。
アトムのアッパーが決まった時に絶対王者ゼウスの制御機能が壊れてしまいます。
いけっ!!!いけっ!!!いけっ!!!
大興奮です。こんなにロボットが戦って興奮するのはガンダム以来でしょうか。
カンカンカンカン!!!
最終ラウンドを終え、判定に持ち込まれます。
息子のマックスを目が合います。
終わった・・・。全力を尽くしました・・・・。やり切りました・・・・。
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是非、ボクシングしたことある人も、ない人も是非この「リアルスティール」見てみて下さい。気を抜いていると結構感動します。
記事を書きながらまぁまぁ興奮しているエイルでした。今日はここまででーす♪