お疲れ様です。
先日久しぶりに洋服を買いましたが、1950年代のスウェーデン軍の洋服でした。
よくそんな昔のものが残ってたなぁ・・・・。
エイルです。
今RPGツクールの記事を書いていますが、もう第6弾なのですね。昔ハマっていたものをこうして記事にしている・・・・・不思議でしょうがないです。
前回までのRPGツクールはこちら
↓
前回までは私が作ったストーリーと書いていましたが、今日は私の仲間達の作品を紹介してみたいと思います。
私は当然楽しんで真面目にRPGを作っていたのですが、この作成意欲に対して拍車がかかった出来事があります。
まず1つ目は友人のいっしープロの作品を見た事です。
私のゲームのデバック目的でよくうちに来てくれていました。
その時にアルバイトして買ったノートPCを持参してきてくれていたのですが、そのPCにいっしープロの作品が入っていました。
いっしープロ「オープニングだけようやく作ったわ。だいぶ時間がかかったけどな(笑)」
たしかに一緒にRPGツクールを始めて結構時間が経っていました。まだオープニング段階かぁ。
私「ちょっとオープニングやらしてみてよ!!」
いっしープロ「いいとも!!」
私は他の人が作ったRPGツクールをやるのが初めてで、かなりワクワクしていました。
ノートPCの電源を入れ、RPGツクールのソフトを起動させます。
私「おっ・・・・雨か・・・・・。」
いっしープロの作品は海の上を舞台にした世界観だそうです。
真っ暗な画面から徐々に画が鮮明になっていく、フェードインを使っていました。
いきなり大雨の振り出して臨場感が抜群でした。
いっしープロ「結構天気のエフェクトはいいよ。これはだいぶ使えるわ。」
画面がスクロールし、船に乗っている仲間達が画面に映し出されます。
男の船員「船長、かなり荒れてきましたね。」
船長「そうだな・・・・。もしかして・・そろそろか??・・・」
詳しくはこの時点ではわかりませんでしたが、どうやら宝探しか何かを目的とした集団のようでした。
ここで、急に画面が揺れます!!
全員「うわぁ!!」
雷の効果音が鳴り響き、船上のキャラクター達が慌ただしく動きはじめます。
しかもここで気づきました・・・。
私「ん?・・・・」
キャラクターが話す時、セリフと一緒にキャラクターの顔を画面に表示させる事が出来るのですが、なんといっしープロの作品・・・・・。
その顔のグラフィックを自分で書いて作っていました。
大体、デフォルト顔グラフィックを使用するのですが、・・・・・というかデフォルト顔グラフィックで充分なくらいのクオリティなのです。
しかし、いっしープロは違います。自分で顔から作っています。
全てを1から作る・・・・。
まるでそれは・・・TOKIOさんがやっている、私が好きな「鉄腕DASH」のようなやり方じゃあないか!!!!
グラフィックは本当に文字を書く以上に時間がかかるのです。
ディティールに感銘を受けながら、私は更にオープニングを見て行きます。
船員「おいおいおい!やばいって!!」
船員「沈没するぞ!!」
更に雨は激しくなり、船員たちの煽るセリフが素晴らしいのです。
これこそ物語!!RPGなのです!!
こういうキャラクターがいなくては始まりません。かなりのスパイスになっています。
もし彼らが居なければ、波風の無いストーリーになってしまいます。
船員「おい!!あれなんだ?!」
船長「・・・!!!・・・・全員退避しろぉ!!!」
ドカーーーーーン!!!!!・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
画面が真っ暗になりました・・・・。
いっしープロ「・・・・とここまでがオープニング。」
私「おい・・・映画みたいになってるじゃねぇか。」
感動してしまう私・・・・・。
グラフィックから演出まで、引き込まれそうな程の物凄いクオリティでした。
私「この続きは?マジでやりたいんだけど。」
いっしープロ「ちょっとね、ここまででマジで時間がかかりすぎたんだよ・・・・・。かるーく1年はかかってます!!」
顔グラフィックのデフォルト素材では自分で納得いかず、作り始めていくと自分の中にあるこだわりがどんどん強くなっていって、とことんまでやってしまっていました・・・・。
どこで自分の世界をこのRPGにもってくるか。どこで自分の色を出すのか。
それは顔グラフィックが一番です。
自分が作るRPGがスマートなファイナルファンタジーのような物語だった場合、キャラクターの顔は可愛いではなく、かっこよくなくてはいけません。
それが納得いかなかったのでしょう。
このかっこいい路線では到底いっしープロの作品には敵わないので、そちらの路線はいっしープロに任せておいて、私はポップでお笑い要素のあるRPGにしようと強く思いました。
それから・・・・・
これ以降いっしープロの作品は一切更新されることは無く・・・・・オープニングが最高クオリティの作品として私達の中で語り継がれることに・・・・・。
いっしープロ「こだわりすぎるとマズいんだよ・・・・。ストーリーが進まなくなるのよ・・・・。」
納得いくまでやるという事はとても難しいことなのでした。
ちょっとした作中のイベントでもかなりの時間を要して作っているのです。
私達が普段何気なしにやっているゲーム・・・・。
ゲームを作る人たちの苦労が少しわかったような気がしました・・・・。
いっしープロの作品はここまでですが、次もまた友人達の作品を紹介していこうと思います。
これを機にRPGをやったことない人は、是非ともやってみて下さい♪♪それではまた♪♪