お疲れ様です。
牛角に行くとやみつき豚ホルモンがどうしてもやみつきになってしまうエイルです。
先日、時間を合わせて友人のまいちゃんとイーズと3人でお酒を飲みに行ってきました。
そこで聞いた話を今回紹介していこうと思います。
水平思考クイズというゲームを皆さんはご存じでしょうか??
かなり有名なクイズだそうでしたが、私はこのクイズを全く知りませんでした。
2人から、面白いから是非これからやってみようと飲み会中に薦められました。
このクイズですが、一般のクイズのように本や文章を読みながら答えるのではなく、出題者と回答者に分かれます。出題者は先ず問題を完全に把握、そして回答者が出題者に対して「はい」か「いいえ」で答えられる質問をして、最終的なその問題の答えを導き出すというクイズでした。質問は何回してもOKとの事です。
このクイズですが、どの質問がそのまま答えに向かって行くのかわかりません。なので少しすっとんきょうで変な質問をしても案外それが答えに繋がったりするので、本筋を突く質問と外堀を埋めるような質問の2種類があった方が意外と効率的で良いです。チーム戦ならそういう違う戦法の2人が組むと強いかもしれません。
少しルールがわかりにくいと思いますので、本題に入る前に1問だけ練習問題行きます。
練習問題
ある女性がバイトの面接を受けるべく、現地に向かいました。しかしその女性は面接を受けずに帰ってしまいました。一体何があったのでしょう?
この漠然とした問題、色々な展開が予想されますよね。
体調不良や思っていた面接予定時間を間違えていたり、人間がやることなので様々な情景が浮かんできますよね。
しかしそんなありきたりで簡単な答えは当然違います。単純ではありません。
出題者であるまいちゃんは答えを確認し、回答者の私とイーズは質問していきます。
イーズ「えーなんでだろ??・・・・その女性はバイト先まで当日行ったのかな?」
出題者「はい。」
私「行った時に何かを感じ取ったってことかなぁ・・・・・。バイトというのは製造業ですか?」
出題者「いいえ。」
私「それじゃあ・・・小売り業ですか?」
出題者「はい。」
イーズ「・・・女性は学生ですか?」
出題者「はい。」
こんな感じで答えを一つずつ探っていきます。まずここまでの情報を纏めていくと、彼女は学生でありフリーターやパートタイマーでは無いという事。その学生は小売業のバイトをやりたかった。しかし当日現地に行った時に、何故か面接を受けるのを辞めてしまった・・・・・。これってどういう事??・・・・・
急にやる気が無くなってしまったのでしょうか?・・・・・
そんな事は問題になりません。問題の答えに辿り着く質問が必要です。
私「現地に到着して、店の雰囲気を見て帰ったんでしょう?・・・えー--っと・・・・何屋さんですか?」
出題者「・・・・・・」
これは完全なNG行為です。必ず「はい」か「いいえ」で答えられる質問にする必要があります。
まいちゃん「一回出題者を降りてヒント出すわ。・・・・エイル、一回学生時代を思い出してみてよ。彼女はどういうバイトを望んでいたの?・・・・・バイトってさ考え方によるとは思うんだけど、ザックリ分けて考えると2種類に分けられるのよ。」
私「2種類??・・・・業種とかじゃなくて??」
まいちゃん「そう。業種とかじゃない。・・・・あとさ、店内に入店してしまうと担当者が居て面接をせざるおえなくなるじゃない??これは意味わかる??」
いきなり答えに近づきます・・・。
私「・・・・・そうか・・・そう言う事か・・・・・。入ったらいけないんだ・・・・。店に入る前の情景を思い浮かべないといけない・・・。」
イーズ「そう!エイル!なんかわかったような気がする!!もう少しだよ!!」
どうしても行き詰った時は、出題者から答えに直結しないレベルのヒントを貰ってもいいと思います。想像力が尽きたら、他の路線で考えていく必要があります。
出題者側に戻ったまいちゃんは質問に備えて構えます。
イーズ「そのお店・・・小売店の入り口に紙ベースの何かが貼ってありますか??」
出題者「はい。」
私・イーズ「おおおおおおお!!!♪♪」
一気に答えに近づきます!!脳汁が出てきます!!
イーズ「わかった・・・・SALEよ。・・・・セールね。」
私「あー!!洋服屋とかに貼ってありそう!!」
イーズ「SALE。エイル、これをローマ字読みするとどう読むことが出来る???・・・・・サレ(去れ)にならない????帰れと書いてあったと思い込んだ。これが答えじゃない??」
このイーズのスマッシュヒット・・・・・。滅茶苦茶頭が切れています・・・・。
出題者「いいえ。」
イーズ「えっ違うの?!」
私「答えでしょ!!」
もうここまで鮮やかな回答は答えでいいよこれは!!って言いたくなります。
イーズが大学出の頭を活かして素晴らしい答えを出しましたが、正解はこちらです。
答え
その学生の女性は、暇で楽なバイト先を探していました。パン屋さんの面接に当日行きましたが、早い時間帯に行ったのにも関わらず「売り切れ」の貼り紙が店の入り口に貼ってあったのです。これを見て、ここは忙しいバイト先だと自分で判断して、面接を受けるのを当日になって辞めたのです。
バイトというのは大きく分けて2種類しかありません。感覚はそれぞれあると思いますが、「暇」か「忙しい」か。ここに辿り着いてから面接を受けなかった理由に辿り着きます。
その後に
Q.小売店というのはパン屋さんですか?
Q.店に入る前に何か入り口に貼り紙のようなものが貼ってありましたか?
この2つの質問に辿り着けばなんとなくですが答えを結びつけることが出来そうです。
ここまで読んで頂いたなら、この水平思考クイズ・・・・相当難しいという事が分かったと思います。推理力は必須です。
世間一般的な感覚と、その情景で判断する感覚、奇をてらう感覚。全ての感覚が必要になります。
今日は練習問題と、ルール説明のみにし、次回記事として書きます「お題」をみんなで力を合わせて解いていきましょう。
ということで今日はここまでです。
それでは、また♪