お疲れ様です。
マリオカートが全然上達しないエイルです。毎日息子のエイルジュニアに教えて貰っています。
今日はジュニアから聞いた話紹介したいと思います。
ジュニアは小学生なので、休み時間は友達と一緒に行動します。
とある日の昼休み、ジュニアはサッカーをしていました。友達数人と一緒にサッカーの試合をやっていました。
ジュニア「・・・・・パス!!」
リュウ「あー-!!」
パスが通りません。
ジュニア「あー-・・・シュートチャンスだったのに・・・・。」
悔しそうなジュニアのチーム。
サン「・・・・ジュニア!」
ここ一番でサンから強烈なパスが来ました。
ジュニアはトラップし、ゴールへドリブルで向かいます。
1人抜き・・・2人抜き・・・・ジュニアはドリブルで猛然と攻めています。
サンもリュウもサイドを駆け上がっています。
ジュニア「おらぁ!!」
ズサーッ!!!!
正面に出てきた友達のオウセイと交錯しました。
ジュニア「うわぁ!!!」
オウセイ「いててて・・・・・・」
ジュニア「・・大丈夫か?」
全員「大丈夫?・・・あっ怪我してるじゃない!!」
オウセイは先程のプレーで擦り傷を負ってしまったので、ここは一旦サッカーを中断して保健室に行く事にしました。
付き添いでジュニアは一緒に保健室に行きました。
ジュニア「失礼します・・・・・。」
保健室に到着しましたが、いつもいるはずの先生が居ません。
オウセイ「あれ?・・・・おかしいな・・・・。」
ジュニア「勝手に傷薬使ったらだめだよね?・・・」
オウセイとジュニアは先生を待つことにしました。
しかし、待っても先生は来ませんでした。あまりにも暇なので、保健室をウロウロしていました。
ガタガタ・・・・・
・・・保健室の奥側の部屋から物音が聞こえました。
ジュニア「・・・え?今のなんの音??」
オウセイ「・・・なんだろう・・・ジュニア、ちょっと行ってみようか。」
好奇心旺盛なオウセイと共に奥の部屋に行ってみる事にしました。
行った先には人は居らず、ロッカーが一つあるだけでした。
ジュニアは何かに気づきます・・・。
元の部屋に戻ろうとするオウセイを呼び止めます。
ジュニア「ちょっと待って・・・・」
オウセイ「何?どうしたの?」
ジュニア「あのロッカー・・・変じゃない?・・・・」
ジュニアはそのロッカーの違和感に気付きました。
ジュニア「・・・ロッカーの裏に隙間が見えるんだけど・・・・・。」
オウセイ「えええ??・・・嘘でしょう・・・・・
ホントだ・・・・・・。」
ジュニア「なんだろう・・・・あっ・・・奥に部屋のようなものがあるぞ・・・。」
ジュニアはオウセイと協力し合って、ロッカーを動かしました。
ガガガガガガガガ・・・・・
ジュニア「・・・・やっぱり部屋だ・・・。」
オウセイ「よく気付いたね・・・・。」
恐らく登校拒否などの理由で、教室に行かれない子たち用の勉強部屋だと思われますが、こんな所にありました。
ジュニア「窓が無い・・・・。」
その部屋には窓が無く、部屋の真ん中に机がたった1つだけ置いてありました。
恐る恐る引き出しの中を覗いてみると筆箱が1つ入っていました。筆箱の中には2Bの鉛筆が1本入っていました。
オウセイ「なんなのこの部屋・・・・。」
ジュニア「・・・不気味な感じの部屋だね。・・・なんか怖いしもう出ようか・・・。」
小さな2人にはこの部屋が何なのか分かりません。
もういいや、帰ろう。
でもなんか・・・人が居るような気配がしてならないのです・・・・。
ジュニアはオウセイと共にその部屋を後にしました。
ロッカーを元の位置に戻す時、部屋の中に影のようなものが見えました。
もしかして幽霊?・・・・・でも昼間だしそんなわけないよね・・・・。
保健室の先生が戻ってきました。
保健室の先生「ジュニア君、オウセイ君こんにちわ。あっ怪我したのね・・・・。大丈夫?」
オウセイ「・・膝をすりむいた・・・・。」
怪我の処置が終わり、教室に戻る為、歩き出す2人・・・。
ジュニア「なんか・・・あの奥の部屋・・・何か居なかった??」
オウセイ「怖い事言わないでよ・・・・。居なかったよ。虫でしょどうせ・・・。」
ジュニア「ロッカーをしまう時、影のようなものが見えたんだけど・・・気のせいかな・・・・・。」
オウセイ「気のせいでしょう・・・・」
保健室の先生「おーい!ジュニア君!!オウセイ君!!」
保健室の先生が大急ぎでこっちに向かってきました。
立ち止まる2人・・・・。
保健室の先生「ねぇ、あなたたち・・・・念のため聞いておくけど・・・・
保健室の奥の部屋とか入ってないよね?」