お疲れさまです。
3/6に更新した先輩のにしまさんのスポーツ王のブログをにしまさんが見て下さり、真面目に喜んでいるエイルです。なので本日もにしまさん一色でお送りします。
幼い頃からスポーツを愛し、スポーツに愛され、一気にスポーツ王として名乗りをあげたにしまさんなのですが、当然ながら平坦な道のりではなく、スポーツの厳しさも知っています。スポーツ王への道は練習外でもコツが要るようでした。
柔道をしていた若い頃、先輩から用事を頼まれていた為少しだけ遅刻してしまった所、監督から無視され、柔道の道場にも入れて貰うことが出来なかったそうです。仕方がないのでずー-っとその日は外で走っていました。遅刻した罰で走らされているのではなく「あくまでも体力づくりために自発的に」走っていたそうです。これは補足なのですが、その日は大雪が降っていました。
先輩に呼ばれて遊びに行く時は、遅刻したらとんでもない事になるので、葬式でも無い限り半日前から待っているそうです。30分前行動という言葉を私は聞いたことがありますが、それは違って半日前行動というのが基本中の基本だそうです。
先輩が勤めているバイト先で飯を奢って貰うときは絶対に断わらないそうです。なので、牛丼13杯と卵20個食わされるハメになりました。最後は卵でマジで流し込むしかないかもしれません。
あと、これはシンプルですが武道家は嘘をついたりしてはいけないそうです。にしまさんが言ってる事がなんとなく分かるのはたった一つ、これだけでした。
そんな自分で決めたルールをスポーツ以外の所でしていた所、チームからも監督からも信頼され、実力もゴリラ並みに強かった事もあり、1年生からいきなりレギュラーの座を勝ち取りました。
信頼が厚かったにしまさんは先輩にも気に入られて、よく一緒に遊びに行ったり飯を食ったり、風呂に入ったりしていたそうでした。しかし、その先輩がゲイだという事が分かり、叫びながら逃げ回った夜もあったそうです。
にしま「あれはビックリしたわぁ・・・。」
私「それはそれはでしたね。」
あらゆるスポーツに挑戦し、その度に輝かしい成績を残してきたにしまさんに、唯一、たった一つだけ弱点が有りました。
にしま「はだがよわい。」
それはどうしようもない。こればかりは練習をして改善されることは一生ありません。
柔道の寝技の練習をしていた所、背中の血が柔道着の白と混じって全身ピンク色になっており、林家ペー・パー子師匠みたいな服になっていました。たとえ胴着がピンク色でもその日もまた次の日も、明後日も真剣に練習に取り組んでいました。
オロナインを塗るしかありません。
リスクがあっても、厳しさがあっても、お世話になった先輩がゲイでも、そんな出来事があってこそだ。もしも自分が目指していたものに1つもそれらが無いのだとしたら、真剣さを失い、きっとどこかで手を抜いてしまっていただろう。そうなってしまうとそれ以外のもっと大切な事も手を抜いてしまう事になるんだから、とにしまさんはよく私に語ってくれます。
にしま「いやいや、そこまでは言ってねーで!!」