お疲れ様です。
自動販売機でコーラを買おうとしました所、ペットボトルのコーラが180円になっていました。
200円に迫る勢い・・・・物価高騰が止まりません・・・・。
そんな中、エイルです。
本日は学生の頃の友人汗っかきと共に出場したスポーツ大会についてのブログを書こうと思います。
前回の記事はこちら
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私達は散々、フットサルの事ばかりを考えていました。
フットサルで出場するもんだと思っていました。
なのに種目はテニス・・・・
テニスが悪いとは言いませんが、第4希望のテニス・・・・・。
一抹の不安・・・・・。
私達が考えて出した希望は本当に反映されていたのでしょうか・・・・・。
汗っかき「俺テニスした事ねぇーんよ!!あれってさ、おもろいんかな?!」
私「よく考えたら俺もだ・・・・。あんまやったこと無い事は無いけど、とにかく練習だ。」
テニスコートに集まると、もう既に班の仲間達が揃って柔軟をしていました。
汗っかき・私「おー-い!!みんなー!!」
全員「おー-い!!汗っかき!!エイル!!練習出来るらしいよ!!」
試合の前に少し練習時間が与えられました。
私「いくぞぉ!汗っかき!!」
汗っかき「来いエイル!」
ポコーン!
ポコーン!
山なりのラリーが続きます。
あのテレビで見たウィンブルドンとは程遠い、生ぬるいラリー・・・・。
汗っかき「そーれ・・・・・・」
私「そーれ・・・・・・・・」
全員「ほーい・・・・」
全員ぺっぴり腰で、・・・プラス50歳ほど歳を取ったかのような集団になっていました。
果たして私達は勝てるでしょうか?・・・・・
ラリーが続くとそれなりに楽しく、途中からみんなでワイワイ練習をやっていました。
試合進行の役員から集合の放送がありました。
役員「あれ??エイルじゃん!!」
私「あっ!オオヒロさん!おはようございます!!」
オオヒロ「お前テニスだったんか!」
私「はい!オオヒロさん役員だったんすね!!」
オオヒロ「そうなんよ!」
大会の3日前、拳法サークルの見学に行った時に知り合ったオオヒロさんという気さくな先輩がテニスの進行担当でした。
オオヒロ「お前硬式テニスやったことあるん?今回色んな競技があるけど、なかなかむずいぞ。力入れたら直ぐにホームランよ(笑)」
確かにオオヒロさんの言う通り、力加減が無茶苦茶難しいのがこの競技です。ラケットを上に向けすぎるとホームラン、下に向けすぎるとネットに突き刺さります。
オオヒロ「硬式テニスは、全試合ダブルスで試合を行います。女性が居るペアは一人につき1点加算された状態からスタートです。」
私「なるほど、てことは女子2人ペアならいきなり2点先取した状態からスタートってことか。」
・・・・・・・・・・・
汗っかき「女子有利だなぁ!!・・・・・・なぁ?!」
全員「はい!!」
同期なのに何故か先輩と後輩のようになっている私達・・・・。歳もダーエーは浪人してて1個か2個上ですが、それ以外全員同じ・・・。完全なる同期でした。偉ぶられる筋合いはありません。
オオヒロ「各班5組ペア作って貰って、団体戦です。3回勝ったチームの勝ちです。」
オオヒロさんの言葉でいよいよ、試合っぽくなってきます。
汗っかき「勝つぞー--!!!」
全員「おおおお!!!!」
キャプテン汗っかきの掛け声で気合が入ります。優勝を狙っているのです。
オーダー表
1番 ハラ(女性)、マーフィーペア
2番 K子(女性)、うめペア
3番 エイル、汗っかきペア
4番 さやか(女性)、力也ペア
5番 ダーエー(女性)、ハラ(女性)ペア
女性で唯一の経験者であるハラさんが2回出る事になりました。
ハラさんは1番と5番の2回出て貰って、それが勝てると考えて、・・・2~4番に出るペアであわよくば1回勝てばトータル3勝。私達のチームは勝ちます。
この作戦で行こう、そうしようということになりました。
いよいよ1回戦が始まります。相手は同じ学年の隣のクラスのチームでした。
汗っかき「頼むぞー、ハラ!マーフィー!!」
試合が始まりました。
スパーン!!
・・・・・・・・・・・
いいぞぉ!!・・・・・・・・
・・・・・・・・・
勝ってる勝ってる!!!・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
ナイス!!!・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
いいねぇ!!・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
サーブ利いてるよ!!・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
あー---!!!!
負けたぁ!!!!
全員座っていた長椅子からズッコケます。
マーフィー「は?!」
汗っかき「・・・ちょっと待ってくれ!!あの人全然経験者じゃねえわ!!!」
私「これはヤバい!!計算外だ!!!いきなり計算外」
K子「ハラさんが経験者だって言ったさぁ。」
力也「言ってたやんな。俺も聞いたでそれは。」
経験者と思われたハラさんが全く振るわず、あっという間に負けてしまいました・・・・・。
2番手の語尾が「さぁ」のK子とパイナップル頭のうめの番が回ってきました。
このペアは2人とも運動神経良さそうです。
しかし相手は・・・・
男性のテニス経験者でした・・・・。
K子「強すぎるさぁ・・・。」
うめ「マジで経験者は違うわ球筋が・・・・」
汗っかき「球はっやっ!!」
K子は女性なので1点のハンデがつきますが、そんなもん関係ないくらいにズバンズバン相手のスマッシュが決まってきます。
全員「強い・・さぁ・・・・・。」
経験者に対して運動神経では勝てませんでした・・・。
いとも簡単に、あっという間に負けてしまいました。
これでもう後が無くなりました・・・・・。
3番手のエイル・汗っかきペアの番が回ってきました・・・・。
これで負けたら終わりです・・・・・。
汗っかきと目が合いました・・・・。
汗っかき「・・・・・・」
私「・・・・・・・」
運動神経・・・・・
経験・・・・・
勘・・・・・
それらは私達の心の中にはありません・・・・。
「そうじゃない・・・心のままにテニスをしよう!!型?・・・フォーム?・・・・球の回転?・・・そんなものは関係ないんだ!!・・・・俺達は、俺達のテニスをやるんだ!!」
そう言わんばかりの薄っすら汗をかいた真剣な汗っかきの表情がありました
※ 言ってません。
俺達が思っていたのは、ただ一つ、それだけでした。
俺達のテニスを見せてやる!!!
※ 完全なる未経験者です。
絶対に負けられない戦いが始まる!!
続く