お疲れ様です。
息子のエイルジュニアが、弟のエイルキッドに「だい」と呼んでしました。
「だい」という言葉が本名に1つも入っていないのに、何故そのような呼び名でキッドを呼んでいるのでしょうか。なんなんでしょうか・・・・。
詳しく聞いてみると、「兄弟」だからだというのです。
キッドは弟ですので「きょうだい」の「だい」の方。だから「だい」と呼んでるんだと言っていました。
それ・・・・
言ってくれんとマジでわからんわジュニア。
エイルです。
先日から私の友人である汗っかきの記事を書いていますが、評判が良くて凄く嬉しいです。
そんな汗っかきの記事はこちら
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私は汗っかきの実家に遊びに行ったことがありました。汗っかきの家族とも直ぐに仲良くなり、きっとこの汗っかきの初対面の強さも、この素晴らしいご家族から譲り受けたものであると思ったら誰もが納得です。
私「・・・・・ん??・・・・・・」
汗っかき「なぁエイル!!お前は占いって信じる方なん??!!」
汗っかきの実家で起きると、汗っかきが私の真横に座っていて、いきなりそんな事を言ってきます。
私「・・・・寝起きでいきなりそんな事を言われてもなぁ。・・・占い・・・嫌いじゃないよ。てか・・・どっちかというと面白いから好きかも!」
汗っかき「よし!じゃあ行こうか!!」
は?・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
どこへ???・・・・
数分後、汗っかきの実家に招待されていた私、まー、ルートの3人は寝起きの状態で汗っかきの運転する車に乗っていました。
ルート「今日はどこ行くの?」
汗っかき「これからね、俺が知ってるよく当たるって評判の占い師の店に行こうと思う!!」
そんな占いとか迷信を全く信じるタイプではない汗っかきがそんな事を言い始めました。
まー「マジで?・・・それ当たるん?」
汗っかき「おう!なんかね○○の母って呼ばれてる人らしいんよ。で、俺の友達に聞いたらさ未来の事が当たった人続出しているらしいぞ!!」
「○○の母」・・・。占い師でよくありそうな呼び名。しかし、己の引きのみを普段から信じ続けている汗っかきがそう言っているのです。
私「珍しいな、汗っかきがそんなにスピリチュアル的なものを推すなんてさ。」
汗っかき「せっかく遠路はるばる、俺の地元に遊びに来てもらったんだから、良い記念になると思ったんだよね俺は!」
まー「確かに占いなんてやったこと無いもんな。」
私「記念で受けるものなの?・・・・」
ルート「なんか俺からしたら怖いけどね、未来を見透かされるなんてさ。」
汗っかき「おいおい、そういう食わず嫌いはよくないぞ。なんかいかがわしいからやめておくとか、ややこしそうだからやめておくとかさ、そういう事をすればするほど人生のチャンスや変化を逃すことになるんだぜ!・・・何事も一歩の勇気が大切!」
汗っかきは絶対に行った方が良いと言います。確かに私の地元では占いはあまり盛んではありません。まぁどこかでいつか未来の占いをしないといけないという考え方であれば、ここで気心のしれた仲間達と一緒に行って占ってもらった方がいいでしょう。記念にはなるし、汗っかきの言う言葉に一理あったので4人で行く事にしました。
暫く車に揺られていると、港町に到着しました。
私「へぇー、こんな所に占い師が居るんだな。」
まー「てっきり、どっかもっと山奥の田舎の館みたいなところに居るとイメージしてたわ。」
ルート「汗っかき、もしかして露店でやってるんじゃないの?」
汗っかき「それがさ、あまりにも評判が良くて小屋が出来てんだよ。」
3人「えー、凄いな。しっかりとした店舗型なんだね。」
汗っかき「でしょ?普通こんなとこでやってるなら露店だと思うよね?」
私「なぁ汗っかき、お前はその占い師に占って貰った事があるの??」
汗っかき「いいえ。ないですよ。」
私「なんで同期なのに敬語なんだよ。」
あまりにも占いを推すので占い経験者と思ってたら、汗っかきもこの度初体験でした。確かに一人でこの港町に行くのは少し抵抗がありました。仲間が居て、丁度いいのです。
車をパーキングに停めて暫く歩くと、紫色の布のようなものに包まれた怪しげな小屋が見えてきました。
平日に行ったため、さほど行列は出来ていませんでしたが、私達と同じくらいの年代の女性のグループが2組ほど来ていました。
汗っかき「こんにちわ!ねぇここって当たるん?!」
いきなり前に並んでいた女性に声をかける汗っかき。
女性「私も当たるって聞いて友達と来てみたんですよ!」
どうやら情報は本当のようでした。他の女性達も口々に当たる当たると言います。
ルート「こりゃあ・・・・楽しみだなぁ・・・・・。」
まー「俺ね・・・ちょっと占ってほしい事が浮かんできちゃったよ・・・。」
まーは自分の人生に悩みがある様子でした。
汗っかき「そういう事を聞いてみよう。悩んでる事を占い師に聞いた方が、なんらかの道しるべになるかもしれないしな。」
私「俺はどうしようかな・・・・・。」
恋愛、仕事、金運、総合・・・・。総合というのはどういう人生を辿っていくか、そういうことのようです。
ルート「未来未来ってみんな言うけど、過去もわかるんかな?」
汗っかき「はぁ!?・・・・なんで占い師に過ぎ去った事を聞かないといけないんだ!!頭おかしいんかお前は!!今見えてない部分を調べて貰うのが占いだろうが!!このタコ!!」
言い過ぎです。朝からルートは滅茶苦茶怒られてます。
ルート「いやいや、冗談だよ冗談。・・・ってなんでお前にそこまで言われなきゃいけないんだ!!(笑)友達にそこまで言わなくてもいいだろ!!(笑)」
大爆笑する一同。ルートに指を差して腹を抱えて笑っている汗っかき。
そうこうしていると、私達のグループの番が回ってきました。
ルート、汗っかき、私、まーの順番で占いを受ける事になりました。
多少前後がありますが、占いの時間はおおよそ1人15分位だったかと思います。中に入ると変わったアジアンテイストな洋服を着た怪しげな女性が椅子に座っていて、1対1の面談方式でした。
切り込み隊長のルートが意気揚々と入っていきました。
汗っかき「どんな話をしてるんだろうな、エイル。」
私「まぁプライベートな話だから、あとで食事の時にでも話そうか。」
まー「うー-ん、それもいいけど俺はあんまり話したくないかも・・・・・。」
私「・・・そうだよな、わかるよ。自分の人生の話だから簡単に人に話せないよな。」
汗っかき「そりゃあそうだ、エイルの言う通りだ。自分の人生の話を簡単に人に話すなんてよくない。自分でも分からない事を、人に聞いてるんだ。他人が言ってる作り話を自分の口から話したくないだろう。」
まー「うん・・・・そうだね・・・・・。」
まぁ、話したければ話そう、気が乗れば話そう、そういう事になりました。
ルートの占いが終わり、2番手の汗っかきが中に入っていきました。
まー「・・・エイルは占ってもらう事決まってるん?」
私「俺どうしようかなぁ・・・・今はとくに困ってないけど、恋愛とかにしとくかなぁ・・・・。」
なんだかドキドキしてきました・・・。
汗っかきが終わったようで、私はスタッフに呼ばれ、薄暗い小屋の中に入りました。
顔面の殆どを布で隠している怪しげな女性が声をかけてきました。
占い師「おはようございます。・・・あなた、私の事を怪しい女性だと今、おもいましたか?」
私「・・・・・思いました。でもそれはそういう格好をしている人に対して誰もが思う事なんじゃないですか?」
占い師「フフフフ・・・・・。」
何故か笑っていました。年齢は恐らくですが声の感じだと30代後半~40代前半位です。母と呼ぶには若すぎるような気がするのですが・・・・・。おばあさんではありませんでした。
悩みがあまり無いので、とりあえず若者らしく恋愛をチョイスしました。
生年月日とかその他細かく、色々と聞かれました・・・・・・。
暫く、質問コーナーが続いて、カードを一枚引きました。
占い師「あなたは・・・これからの人生の中で、7人の女性に出会います。この女性の数というのはあなたが結婚を考えてもいいと思った女性達の数です。どのタイミングで会うかそれはわかりません。」
えー、そんなに会うの?・・・・・・。7人も居たら選べないじゃん・・・・。
占い師「20代後半・・大体その頃にあなたは結婚します。その頃に出会っている運命の女性と結婚する事になります。」
私「へー・・・・そうなんですか・・・・・。」
他にもいろいろと突っ込んでこの占い師と話しましたが、恥ずかしいので割愛致します。
占いが終わって、お礼を言いました。
そのまま出口に向かっていくと、汗っかきが腕を組んで待っていました。
汗っかき「・・・・おいエイル。何やってんだ、早く来い。」
腕を引っ張られます。
私「なんだよ。お前が何やってんだ。」
行った先には、ルートが居ました。
私「汗っかき、ルート、占い終わったら小屋から出なくていいのか??」
汗っかき「スタッフに、出ろって言われたの?」
言われてない・・・・・。
何故か私達は汗っかきに連れられて、この占い小屋のバックヤードに居ました。
汗っかき「この辺かな?・・・・・」
私達は壁に聞き耳を立てました。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
まー「あの・・・・・・・人間関係に悩んでいます・・。占ってください。」
汗っかきと目が合います。
私(おい・・・マズいだろ・・・・)
汗っかき(・・・)
占い師「あなたは・・・・・これからの人生・・・・・何をやっても敵を作ります・・・。」
まー「へ?・・・・・・」
聞き耳をたてながら、2人と目が合います・・・。
私(・・・なんか、まーの奴とんでもない事言われてない?・・・・・)
ルート(これはヤバいぞ・・・・。)
汗っかき(・・・・・・・・・・なんか壺でも買わされるんじゃねぇか?(笑))
2人(笑い事じゃねぇだろ!!)
占い師「プライベートでも・・・仕事でもあらゆる場面に於いて敵を作って行く事でしょう・・・。非常に厳しい人生になることでしょう・・・・。」
まー「そんな・・・・・」
占い師「あなたは人の許すことを知らないからです。頑固なのです。他人を変えようと思ってもそう簡単にはいきませんよ。自分が良き方向に変わるように働きかけないと、この人生というものは変わる事は決してありません。私からは以上です。」
まー「・・・あの・・・アドバイスは?・・・・」
占い師「さっき言った通りです。終わりです。私の占いは終わりです。」
・・き・・・厳しいなぁ・・・・・。
俺の時と感じが違う・・・・。聞き耳を立てているのがバレたか?・・・・
話が終わって、出口に猛ダッシュで走る私、汗っかき、ルート。
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
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小屋から出て来る、肩を落としている明らかにテンションが下がっている、まー・・・・。
そりゃあそうでしょう・・・。頼っていたのです占いを・・・・。
藁にも縋る思いで頼っていたのです、まーは・・・・この占いを・・・。
パシッ!!(まーの肩に手を置く音)
汗っかき「よ!!占いどやった?!?!」
私・ルート「ズコーーーーーーー!!!!」
私とルートは吉本新喜劇ばりにズッコケました。
全部知っているのに、聞く汗っかき・・・・・。
この本日の汗っかき・・・まーの占いの内容を全て知っています・・・。
知っている上で明るく聞いています。
こっちがテンションを上げていけば、なんとか向こうもテンションが上がるであろう・・・・。
いや、逆に下がっています。どんどんどんどんテンションが下がっています。
なんだったら、顔色もおかしいです。
汗っかき「どやった?!・・・ジュース飲む??」
まー「ジュースは要らないかな・・・・。」
今日1日、まーのテンションが戻る事はありませんでした・・・。
よ!ってなんだよ、一緒に遊んでるのにたまたま会ったみたいな言い方・・・(笑)
これはエイルブログ以外、門外不出のシークレットな出来事でした。
汗っかき「まぁ、どこまで信じて良いもんかわからん、怪しいもんだけどね俺からしたら!!へへんっ!!」
私達はその後、汗っかきおすすめの美味しいハンバーグ屋さんでご飯を食べました。
まーは美味しいはずのハンバーグを残していました・・・・・。
全てが当たることはない、元気に過ごしていてくれ、まー・・・・。
そういえば、最近会ってないなぁ・・・・。元気かなぁ・・・・。
完