お疲れ様です。
3回目のコロナワクチン接種で寝込んでしまいましたエイルです。
1回目と2回目はそこまでじゃなかったんですけどね。
前回の記事である
↓
をお読みになってからご覧下さい。
私、にしまさん、なべごう、こばの4人でスポーツ施設で遊ぼうということになりました。
こばが仕事の関係で遅れて来るので、それまでアップがてら3人でフリースロー対決をすることにしました。
結果は全員不発。バスケの難しさを痛感しました。
その後こばと感動の再会を果たし、他のスポーツをやることにしました。
にしまさん「何しようかなぁ・・・」
なべごう「何します?」
私「せっかくこばが来たから、バッティング(野球)しませんか?」
こばは小学校の頃から野球をずっとやっており、地区で有名なキャッチャーでした。キャッチャーでクリーンナップを打つ打撃センス光る強打者でした。
にしまさん「そうだな。こばに野球教えて貰おう。」
こば「いやいや、にしまさんもやってたじゃないですか(笑)」
にしまさん「いやもう、・・・・何年になるだろうか・・・・小学6年以降やってないで。マジでバットすら握ってない。」
3人「そんなにやってなかったんですか?!」
小学校の頃のにしまさんはニシローと呼ばれ、敵チームから恐れられるほどの野球の実力者でした。ピカチュウかニシローかと言われるくらいスピードも兼ね揃えた名選手でした。
にしまさん「打撃はね、ボールを点じゃなくて線で捉えるのがええ。」
バットの出し方がコツとの事。
こば「やっぱ知っとられますね。さすがです。」
にしまさん「いや、久々に野球するかと思って、来る前に元ホークスの松中さんの動画ガッツリ見てきたから。」
3人「はっはっはっは!!!自分の経験の話じゃないんかい!!」
予習に最適なのは、バスケはスラムダンク、野球なら松中さんのムービーなのです。
とにかく松中さんを降臨させてバッティングをやってみるのがよさそうです。
ですが、まずはやはり、こばのバッティングを3人で見て勉強させて頂くことにしました。
左打席に構えるこば。
こば「・・・・」
こば第1球目・・・・。
ブンっ!!!
大きく空振りをします。
ズコーーーーー!!(ずっこける3人)
私「おいこば!!企画がブレるじゃないか!!(笑)」
こば「いやー・・・言い訳するわけじゃないですが、久々なんですよ!(笑)」
しかし何球目かで・・・・。
こば「・・・・」
カッキーン!!!
修正してきました、さすがスター選手です。
3人「すっげー!!!」
こば「ふっ・・・・・・」
私は右打ちなので感覚的に少しこばとは違いますが、鋭い体の回転を上手く使って打っているような感じでした。回転からスムーズにバットを出して、ミートするようなイメージでしょうか。
後でなべごうと野球について話していましたが、トーシローと経験者の大きな違いは、ズバリ軸です。
経験者は軸がしっかりしておりますので、フルスイングした後その場に体が残ります。
一方素人は、フルスイングした後、その回転のGに耐えることが出来ず、バッターボックスから消えてしまいます。
現に私となべごうはフルスイングした後どこかに行ってしまいました。隣の打席まで体が流れることもありました。
しかもなべごうはボディバックを背負いながらバッティングをしていました。
ブン!!
なべごう「難しいな・・・・」
私「なべごう!バックおろして!」
なべごう「あー!!忘れてました!!だから難しいのか!!」
こば「カバン壊れますよ!!」
にしまさん「はっはっはっはっは!」
どのスポーツをやっても面白いので、笑顔が絶えませんでした。こういう職場だと良いのになとつくづく思います。
なべごうは、力が強いのでガツンと当たればぶっ飛びそうな予感がするブンブン丸でした。
助っ人外人のような感じでしょうか。
私はこばに褒められました。
こば「エイルさん結構本格的な打撃じゃないですか!」
私「マジで!?俺も野球しとけばよかった!!」
そんなに上手ではないのですが、ドラフト指名が来るかもしれないくらいこばは褒めてくれました。私は何もかもを鵜吞みにし、真に受けるタイプですので天にも昇る喜びでした。
いよいよニシローさん(にしまさん)が打席に立ちます。
私「にしまさん、ぶちかましてください!!」
なべごう「お願いします!!」
こば「よっスポーツ王!!!♪」
数々のプレッシャーを乗り越えてきた男が、何十年ぶりにバットを握り打席に入ります。
にしまさんが再び野球人の顔になっていきます。
第一球・・・・
にしまさん「・・・・!!!」
カッキーン!!!!
初球からジャストミート。ホームラン性の当たりです。
3人「ニシローーーーーーー!!!!!」(笑)
にしまさん「よーし、少し低めに設定しよう。」
ボールが飛んでくる場所が少し高かった為、低めに設定しなおすにしまさん。
第二球・・・・・
にしまさん「・・・・・むっ!!」
カッキーン!!!!
今度は片膝をつきながらかなり低めの球に対応するにしまさん。
3人「これもニシローーーーーー---!!!!!」
こば「これは中村ノリの打ち方!!」
私「ノリだ!!膝ついて角度をつけて飛ばすやつ!!」
こば「僕大好きだったんですよ!」
私「俺も!!ノリかっこよかったよな?!なべごう!!」
なべごう「・・・誰なんですかそれ!?でも凄い!!」
なべごうだけが知らない、元バファローズのノリの打撃方法でどんな態勢からもホームランを狙う姿勢のにしまさん。
低く設定しすぎて失敗かと思わせて、膝をついて対応する柔軟さ。凄い・・・・誰から教えて貰ったらそんな打ち方ができるんだ・・・・。メジャーレベルじゃなければ、練習をしてないと出来ない打ち方なのは傍から見て一目瞭然でした。
にしまさん「・・・よしあと3球は左で打つ!!」
えっ?!!?
カキーン!!!!
なんと左打席に入ってもジャストミート。
3人「ニシローーーーーーーー!!!!?????」
こば「スイッチヒッター(両打ち)なんすか?!」
私「にしまさんから左打ちの情報は聞いて無かったわ、すっげー上手い(笑)」
なべごう「にしまさん・・・・凄すぎません?・・・・」
なべごうはにしまさんの強烈な打撃に少しだけ引いていました。
打撃が終わり、バッターボックスがあるネット内から出てくるにしまさん。
こば「マジで凄いじゃないですかにしまさん!!(笑)なんで野球辞めたんですか!!(笑)」
無言で天井の照明を眺めるにしまさん・・・・。
にしまさん「・・・・・・・」
私「ビックリしましたよ!!」
なべごう「スポーツ王なんですねにしまさんは!!」
無言で斜め上の天井照明を見ながら両腰に手を当てて次のアトラクションに向かい歩き出すにしまさん。
にしまさん「・・・・・・・・」
スタスタ・・・・
3人「にしまさん!!・・・・・にしまさん?!・・・」
何も言わず誇らしげに腰に手を当て、堂々と肩で風を切って歩くにしまさん。
3人「何故天井を見上げて、急に無視するんですか(笑)」
にしまさん「・・・・・・」
3人「にしまさん、にしまさんってば!!(笑)・・・・・・おい、マジでどこ行くねん!!(笑)」
凄まじい集中力。威風堂々・・・・これこそがスポーツ王なのでした。これが本当の野球なんだとにしまさんは無言の背中で語っていました・・・・。
かっこいいなぁ・・・・。
(にしまさん!!・・・・・ドヤ顔しながら照れないでください!!普通にしてて下さい!!笑)
にしまさん「どう思った?!次はピッチングやるんやでーい!!野球って本当に面白いのぉ!!」
なんと更に次回へ続く!!・・・・。
今回のシリーズも好評です!!本当にありがとうございます!!