お疲れ様です。
昨年?リマスターされたダイの大冒険を楽しんで見ているエイルです。
私は仲の良い友人グループとお酒を飲みに行くと、「ドラゴンクエスト派?ファイナルファンタジー派?」の話と「ドラゴンクエストではどのシリーズが好き?ファイナルファンタジーならどのシリーズが好き?」の話をよくします。
基本的には子どもの頃から話す内容が一切変わっていないのですが、これが結構盛り上がります。
「おいそれ何回か前の飲み会で話したよな?!」っていうまともなツッコミを誰も入れずに、全員真剣に考えて答えます。
何回かその話をやると、「あれ?こいつ前回の飲み会で3が一番好きって言ってたのに、今日は5に変わってるな・・・・。あっ!こいつ!前々回は6って言ってたな・・・」みたいにブレブレな奴が現れます。でもその言葉は全員決して口に出して言わず、飲み会終わって家に帰って風呂に入り寝て、起きた後に歯を磨きながら心の中でこっそり話します。
何故なら毎回微妙に忘れている為、みんながどのシリーズが好きか毎回気になるからです。そしてそのシリーズが話題に上がればそのシリーズの良さやウンチクを発信したいからです。
何回かやっているとそのうち、ドラクエとFFが混同してしてしまい、薬草だかポーションだか、ホイミだかケアルだかか分からなくなってきます。ファンにとってはとてもいい話をしているのに、最終的にその混同で台無しにしてしまうパターンが起こります。
歳をとったせいなのか、友人達も「あっこれ4の話か!」「それ違うってば!レーベを飛ばしてるだろ!レーベを飛ばすなレーベを!」「ファイアいや・・・えー・・・メラね!!」みたいな事が多発していきます。これはきっと高校や中学時代には無かったことです。
絶対に僕達私達のドラクエとFFを劣化させたくないとの、忘れたくないから意地で話し続けているのかもしれません。
それとやはり記憶力衰えの確認です。
コロナ前にたまたま私の父と同日に飲み会があり、私は友人達と、父も父の友人と別々のお店でお酒を飲んでいました。
その日は翌日仕事だった為、少し早く帰宅した所、酔っぱらった父が自宅で迎え酒をしていました。
父「よぉーエイルー、お帰り。いやー今日は笑ったで!!ww」
旧友と久々に会って、とても楽しかった様子の上機嫌な父の姿があった。
私「ただいま、久々によかったね友達と。どうだった?」
父「いやー結局ね、知り合いのお店をハシゴしたんよ。」
私「あー〇〇さんとこと、〇〇さんとこか。」
父「そうそうそう。」
私も知っている、父に子どもの頃連れて行って貰ったお店で飲食をしたようだった。
私「相当面白かったんだね。てか滅茶苦茶笑ってるじゃん。」
父「いやー-、面白いというかね、3軒店をハシゴしたんだけど、友達と話す会話の内容が3軒とも全く一緒なんだよ!!wwwそれがすげー笑った!!www内容なんかよりそっちの方が笑ったよ!!ww」
俺「はっはっはっは!!引き出し少ないじゃなくてっ?!wwそれヤバいな!ww」
私もその話を聞いて強烈に笑ってしまいましたが、思い当たるふしが・・・・・。
え?!待てよ!!・・・・・ヤバいな!!??この流れ知ってるぞ!!
俺らでさえ集まる度にドラクエとFFの話をしているのに、親父くらいの歳になるとそのたった1回の飲み会で何回も同じ話をするのか!!!!
・・・こわっ!!!・・・・・寝よっ!!!!
おそらく私の予想だと、父のグループ内で「この話さっきの店でもしただろ!!」っていう禁断のツッコミを入れた事で3軒目の店で笑いの渦が起こったものと思われた。
内容は父のグループの方もたわいもない話だったが結局、(特に男性がそうかもしれませんが)意味の無い話ほど覚えており、仲間内で大切に語り続けてる事が多い。何故か毎回全員がそれに乗っかる。友好の中で意味があるのは、この意味の無い話なのかもしれません。
逆に友好は意味の無い話を話す事が出来て成り立っており、その付帯としてお互いにボケているのか、或いは酔っているだけなのかを確認しているのかもしれません。