お疲れ様です。
年末年始もエイルブログを読んで過ごしてほしいエイルです。
麻雀と言うゲームを知っていますか?かなりメジャーなゲームなのでやったことある方はとても多いのではないかと思います。私は息子のエイルジュニアたちと麻雀に似たゲームである、ドンジャラをやって遊んでいますが皆さんは一体どのタイミングで麻雀と出会ったでしょうか?
私は中学校の頃に、初めて麻雀をやりました。というのも凄まじい猫アレルギーのカジという仲良しの友人が何故かわかりませんが、麻雀牌を持っていたのです。
恐らくですがカジのお父さんかお母さんが昔使っていて持っていた物が、家に残っていたと思われます。
私「えっカジの家に、麻雀牌あるの?・・・それならせっかくだしやってみようよ。」
カジ「でも麻雀のルールがほぼわかんないんだよなー。昔おじちゃんとかがやってたのを見たことあるだけだからな。」
私「だよな。俺もロン?とかツモ?とかは分かるよ。あの・・・あがる時の掛け声だよね?」
カジ「そうそう、そういう普段使わないワードを連呼する感じだよね。本当によくわからんわ。」
本当にルールを知らない人同士のかなりフワフワした会話です。
麻雀をやるのであれば、最低でも3人(3人打ちというのもありますが、本来の麻雀は4人でやるものです。)でやろうということになり、その日とてつもなく暇だったフォックスという共通の友人を呼びました。
フォックス「麻雀?・・・よしやるかぁ、でもやったことないけど・・・・。ドンジャラはやったことあるから、多少ルール分かる筈。」
フォックスも私達と同じような見解レベルでした。
カジの家に集まり、囲む机も無いので地べたに麻雀牌を並べます。
カジ「えー-っと・・・何点なんだっけ??あがったら。」
私「1000点じゃなかった?」
フォックスが牌が入っていた箱から棒のようなものを取り出しました。
フォックス「確かこの棒が1本1000点だったような・・・。」
まだはじめてもないのに、あがった時の事を考え始める3人・・・・。
私「あがり方で点数が増えたり減ったりするんじゃないの?」
カジ「そうそう・・・確かね・・・・ドラっていうのがあって、それと同じ牌を引くと1000点アップするはず。」(正式には出た牌の次の牌です。めくって六萬が出れば七萬)
適当にそこら辺の牌を一つめくって、ドラに仕立て上げました。
フォックス「でもさ、よく考えてみて?俺達が最高の上がり方(役満)で上がっても、よくわかんないから1000点なんよな?・・・俺達損してない?・・・」
私・カジ「た・・・たしかに・・・。」
トーシローはそんなこと気にせんでええ!!(笑)と麻雀知ってる人に怒られるかもしれません。
とにかくゴチャゴチャは良いので、一度やってみる事にしました。
私「えー-と・・・誰からやろうか・・・」
ジャンケンをして勝った人から時計回りで適当に積んだ牌を取ることになりました。
カジ「これってこのブロックを取ったら、要らないのを捨てるんだっけ??」
ブロック??・・・・・「牌」でしょう・・・。レゴで遊んでんじゃないんだから・・・。
フォックス「そうそう、一個取って、数字が並ぶ或いは揃ったら要らないのを一個捨てる。」
私「なるほど、えー--と何個並んだらいいの??」
フォックス「3でしょ。」
カジ「2でしょ。」
え?・・待ってどっち?・・・
カジ「俺のおじさんが昔やってるのを見たけど、その時は2個2個のやつで上がってたよ。凄くない?」
フォックス・私「えーそれすごいな。」
2個2個・・・・恐らくですが七対子(チートイツ)の事でしょう・・・。
※ 因みにそんなに大きい手ではありません。(2翻)
私「じゃあ2個か3個で続き番か同じ牌を揃えていって、要らないのを切っていくわけね。」
フォックス「それで行こうか。」
切る牌についての打ち合わせを終わらせ、ようやくプレー開始です。
カジ→私→フォックスの順で牌を取っていきます。
何順かした頃・・・・・・
カジ「もぉさー、牌を取るのがめんどくさいからあらかじめ自分の番の牌を目の前に置いとこうよ。」
いよいよこれもまたおかしな事を言い始めます。
私「はい、じゃあこれが俺の・・・。これがフォックスので・・・。」
牌の山に近い人間がクロネコヤマト状態になり、周りに牌を配り始めます。効率重視です。
自分で牌をツモるから楽しいという根本を完全に覆していました。
これって今思えば、もし盲牌出来たらイカサマが簡単に出来るじゃないか・・・。
私の先輩である「麻雀王にしま」さんなら盲牌のようなイカサマなど朝飯前です。にしまさんにツモ牌を取って貰うと自分の全て手持ちの牌がバレてしまいます。
眼牌(ガンパイ)こそ傷でもつけないとできませんが、積み込みや握り込みのようなイカサマも朝飯前だと言います。
※ 積み込み= 牌山に自分に有利な牌や配牌を行えば役が完成しているように仕込むこと。
※ 握り込み= 牌を隠し持つこと。
そういう事もあるので、自分が取る牌を簡単に人に取って貰ってはいけません。
と、麻雀王にしまさんは言っていました。
フォックス「これでだいぶやりやすくなったぞぉ。」
麻雀の効率が良くなり、この時はテンションが上がる3人。
しかし今思えば、・・・ポンやチー、カンがあった場合この謎の配り牌はどのようにするのでしょうか?・・・
滅茶苦茶になります。
それからも素人の強さをフルに活かして、やったことない麻雀を続けました・・・・。
そして・・・・
カジ「ツモ!!!」
私・フォックス「おおお!!♪マジで?!♪」
対戦相手があがったのにも関わらず、歓喜が沸き上がります。
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フォックス「え?・・・ちょっと待って・・・・お前牌めっちゃ多くない??」
カジ「・・・え?!・・・マジで?!」
私「確かに・・・・・14、15、16・・17個もあるじゃん。牌取った後にちゃんと要らない牌捨てた??」
カジ「あっ、エイル・・・確かに捨ててない時あったかも・・・・。」
2人「あー-もぉ・・・・・カジったら・・・・。」
・・・やり直しになりました。
フォックス「じゃあ、さっきカジが引いて終わったからエイルから牌を引いてスタートだ。」
私「だな!よーし行くぞぉ・・・・・」
このルールを知らない素人たちで集まると、あがると点数が高い親(オヤ)も簡単に流されます。
その後もあがってないのにあがろうとしてみたり、ドラを決めずにゲームスタートさせたり、トイレに行く時に場の牌を蹴り飛ばしたり、もうグダグダパラダイスでした。
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私「あっ・・・同じ牌が4つ揃ったわ・・・。4個とも同じのになったよ。この場合はどうすればいいんだっけ?・・・・」
これが所謂カンです。この場合はアンカンと呼ばれます。
※ ちなみに人の牌を利用してカンを作るのをミンカンと言います。
フォックス「・・・あーそれカンってやつだ・・・・どうしようか・・・。」
カジ「それって確か・・・なんかの役だよね?」
私がせっかく集めたカンは何故か2人にその場で没収され、山の中からランダムに4つ牌引き直し再スタートになりました。
私「え??・・・この役は・・・意味あったんかな?カンするとまた1から揃えないといけないから大変だな・・・・。」
フォックス「・・・・・・・・・」
カジ「・・・・・・・・・・・・」
せっかく役を作ったのに全く有利になりません。どういうルールなのでしょうか・・・・。
これでよかったのかと自問自答する3人・・・・。
最終的にカジの飼い猫のトムがやってきて暴れて私達がやっていた麻雀の牌を荒らして、超絶猫アレルギーのカジのクシャミが止まらなくなり、その日はやむおえず流局ということになりました。その猫アレルギーのくだりは割愛させて頂きます。
カジ「ああトム!!何をするんだ!!・・・へっ・・・へ・・・ヘっクショォーーン!!!!!」
私・フォックス「あー--!!鼻水が牌に!!」
やっぱ・・・・・誰かひとりくらい完璧にルールを知ってないと難しいですね麻雀って・・・。
細かいルールが山ほどあって、1個イレギュラーが発生するとどうしていいか全く分かりません。
突破口がないのです。どうしても八方ふさがりになります。
帰り道でフォックスと2人で話していました。
フォックス「麻雀って難しいなぁ・・・。」
私「だねぇ、これって・・・面白いんかな?あんなに大勢の大人達がやってるけどさ。」
フォックス「わからんね。」
コメント
大爆笑麻雀w
猛虎さん、ありがとうございます。
そうなのです、今も昔も大爆笑でした(笑)