お疲れ様です。
今日は少しだけ社会派なお話をしないといけない、エイルです。
人間ひとりひとりにそれぞれの生活があり、人生があります。
人の数ほど笑いや喜びがあり、時に悲しみもあります。
そして人の数ほど「逃走」があります。
今日は私の友人達の「逃げ」にスポットを当てた記事を書いていこうと思います。
私の友人には数々の、逃げのスペシャリスト達が居ます。甲乙つけがたい逃げ王です。彼らのトンズラぶりをいつか対戦形式で見守りたいところです。
それが私の学生時代の友人であるあっちゃん、キマリ、汗っかきの3人です。この3人の事を私はトンズラブラザーズと呼んでいます。
彼らは逃げの精鋭として、まだこの世に君臨しています。数々の逃げでその場を突破、そして打開していきます。同期に3人もこのような精鋭達が居てくれて、私はブログを書く上で本当に誇らしいです。
一体彼らはどのような逃走劇を見せたのでしょうか。
非常に腹が立ちますので、この記事を読むのに当たっては気を付けてください。
まずは私の友人、あっちゃんからお話をしていきたいと思います。
彼は関西出身の友人です。本当に彼とは仲が良く、買い物に行ったり、ゲームをしたりスポーツをしたり、自炊したりお酒を飲んだりで、楽しい学生生活を送っていました。
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学生時代は福祉分野の勉強をやっていましたが、同級生の過半数を軽く越える人材が他分野へ就職していきました。医療関係、サービス業、事務員、工事関係・・・などなど、福祉とは全く別の分野に就職していきました。
あっちゃんも私や汗っかきもそうなのですが、在学中に好きな事が見つかって、資格こそ取りますが、結局のところ自分が見つけた道に進んでいきます。
学校で学ぶ勉強以上に友人や環境、その他の影響を大きく受けるのでそういう就職先になるのでしょう。
そんな中、私の仲良しのあっちゃんも、卒業後は営業マンの道に進みます。
就職が決まった時に話しました。
私「あっちゃん就職先決まったんだね。おめでとう♪」
あっちゃん「ありがとうエイル♪4月から一旦兵庫や。」
私「いいなー兵庫♪オシャレで好きだわー♪あっ結局・・・・福祉関係はやめたんかな??」
あっちゃん「福祉関係への就職考えたんやけどな、なんか学校で勉強していくやんか?色々とさ。そのうちになんか・・・・・ちゃうな~って・・・・。」
俺「まぁ、早くそれが分かってよかったよ。・・・クラスメート沢山居るけどそのうちで一体何人が福祉関係に勤めるんだろなぁ・・・・」
あっちゃん「そうやなー、まぁ俺はこんな感じで結局別の業界に決まっとるし、勉強していって向いとると思った人がそっちにすんなり進むんやろうな。」
そんな話をしていましたが、あっちゃんはその時、煙草をバカバカ吸っていました。
あっちゃん「あー、うめぇー」
このような感じで、どの業界も素晴らしいですが、結局あっちゃんは福祉とは真逆のガチガチの営利法人に就職しました。
何年か経った時に、他の会社にまた営業員として転職していました。次の会社は福祉用品の会社だと言っていました。
しかし、彼は隠していました・・・・・。
営業と営業の間に、
再び学校に通ってた事を・・・・。
それを2人で兵庫で飲んだ時に聞きました。ビックリでした。
私「はっ?!・・・・あの新卒で入った会社を辞めて、今の職場に勤めるまでの間に学校行ってたん??なんでそんな事になるん??」
あっちゃん「そうなんよ。思う所があったんやろうなー。」
私「思う所があったんやろうなー??お前の話だろ(笑)金かかったんじゃないん??」
あっちゃん「まぁなー。そりゃそれなりにかかっとんで。」
ビールを飲みながらその時の事を詳しく教えて貰いました。
私「そうなんかー・・・・因みになんの学校行ってたの??」
あっちゃん「福祉やねん。」
またか・・・また福祉の学校行ったんか。
私「おーマジで?・・・てかワシら前に福祉の学校行ってたやん(笑)だからもう充分のような感じがするけどな(笑)なぞったん??」
あっちゃん「そうそう、そこなんよ(笑)また行ったんよなー・・・・。学生時代と同じ事を再び習ったんや・・・・・。エイルの言う通り、なぞったんや。」
あっちゃんは煙草をガツンガツン吸いながら、懐かしそうに再び話し始めます。時代も変わってこの時はアイコスと紙巻きたばこの二刀流でした。
私「あー、それで今、福祉関係の品物を販売しとんかな?」
あっちゃん「いや、それはたまたまや。学校とは何の関係もあれへん。」
私「はぁ?なんか今持ってるのと別の資格が必要で、学校に入学したんじゃないん?」
あっちゃん「入学はしたんや、入って大体1年位経った時かな?・・・・なんかちゃうな~ってなったんよなー。」
私「お前俺と出会った学校を卒業した時と同じ事言っとんで(笑)」
あっちゃん「そうだっけ?(笑)なんか・・・ちゃうな~ってね。」
彼のこの「ちゃうな~」・・・
異様な説得力があります。こちらは何も言い返せないのです。
彼が直面して違ったのであればそれは、そうなのです。何も私は言えませんでした。
しかし、せめてこれまでの事を無駄にしてほしくない。せっかく勉強したのであれば今の仕事に活かしてほしい。そんな気持ちで私は言いました。お父さんお母さんの気持ちを背負って私は言いました。
私「でもあれか・・・・福祉の学校で学んだ事を今の福祉用品の販売に活かせるのか・・・・。」
チッチッチッチッ
人差し指を立ててこちらを見るあっちゃん。
あっちゃん「エイル、それはちゃうな~。なんも身になってへんから。」
この人全然アカンかったんや。てかなんやねんそのターミネーター2のようなアクションは。
私「入学したのはいいけど、卒業はしたん??」
あっちゃん「いや、途中でアカンくて行かんようになったんや。」
私「トンズラかましとるがな(笑)」
あっちゃん「トンズラ・・・ふふ・・・。でもさ、金は払っとんでちゃんと(笑)」
私「も・・儲けさしたなー学校側を(笑)」
トンズラする人間にはそれぞれの理由がある事がわかりました。
今回は似たような学校に2回も入学するマジカルな人のお話でした。
今日はここまでです。
さぁ次回もトンズラする人間達の言い訳を聞いて、しっかりと愕然としていきましょう。
イラつく人からしたら腹が立ってしょうがないですが、非常に大きな気持ちも持って読んで頂きたいです♪
それでは、また会いましょう♪