お疲れ様です。
長ズボンをようやくタンスにしまいました。だらしない男代表の、エイルです。
先日、友人のあっちゃんと一緒にコタツ布団を買いに行くという非常にシンプルな記事を書いた所、結構評判が良かった為、今日もあっちゃんとの思い出話を書いていこうと思います。
↓
先日の記事にも書きましたが、あっちゃんは関西出身です。
たまに実家に帰っては、新しい洋服を買ってきます。
友人の汗っかき、ルートと一緒にウイニングイレブンをしていた時に、あっちゃんがたまたま実家からアパートに帰って来たと言ってきたので、私達も一旦ウイニングイレブンを辞めてあっちゃんの家に向かいました。
あっちゃんの家に到着した頃、あっちゃんは茶色のモコモコジャケットを着ていました。
私・ルート「おかえりー♪」
汗っかき「あっちゃんさん・・・・なんですかその真新しいジャケットは?!」
あっちゃん「え?・・・どれどれ?・・・・」
汗っかき「いや、それだってば」
あっちゃん「え?・・・」
ルート「なんで分からんねん!」
私「その今着とるジャケット!」
あっちゃん「あー--!・・・これ??・・・買うたんや♪ええやろ??」
分かってるのに分からないフリをする、軽いボケを挟みながら自慢げにジャケットを見せてくるあっちゃん。
汗っかき「・・・・そのジャケットどこで買ったぁああん?!」
汗っかきは引きちぎる勢いでジャケットを掴みました。
あっちゃん「やめや!!やめややめや!!昨日買うたのに!!」
必死で汗っかきのマークを剥がすあっちゃん。これは悪気が無く私達がやっていた悪ふざけです。新しい服を買うと何故か引っ張られます。
ルート「いつも帰る度に服が新しくなっとる」
私「どこで買ったの??」
あっちゃん「これな、アウトレットモールって知っとる??」
今でこそアウトレットモールは各地にできており有名ですが、当時はあまりそういうモールは無く、珍しかったです。
汗っかき「あー・・・なんか聞いたことあるな・・・・。ボロボロの服とか売っとんやろ??」
あっちゃん「買わんやろそんなもん(笑)・・・洋服を作って少し欠陥があったり、難がある商品?それの捌け口にしとる店なんや。」
今のアウトレット専用商品などを作っているアウトレットモールとは少し違いますが、昔のアウトレットモールは少しだけそのようなものがあったようです。
私「へぇー・・・でもこれどこに難があるん??全然そんなようには見えんけどな。」
ルート「見えんな、どこのブランドなん??」
あっちゃん「いや知らんで。知らんけどなんかの正規品らしいんや。」
ブランドに全く興味の無いあっちゃんはあまりお店のブランドを気にせず買っていました。
マジマジとあっちゃんの茶色のジャケットを見る汗っかき・・・・
汗っかき「えー--っと・・・・さ・・・あ・・・え・・・・・ん・・・ぐ・・・・・
・・・・・・・・・・・サァェング・パク・・・・」
全員(なんそれ?!)
聞いたこと無い発音、そして聞いたこと無いワードが飛び出し、私達の中で一瞬の間が産まれました。
私「・・・サァェング・パク・・・てっきり俺、ノースフェイスとかモンベルとかそんな感じかと思ったけど知らないな。」
ルート「知らんなぁ・・・・サァェング・パク・・・」
汗っかき「サァェング・パク・・・いくらしたの??」
あっちゃん「6000円位やったかなぁ・・・・。防寒目的で買うたんや。」
ルート「サァェング・パク・・6000もするのかぁ。」
あっちゃん「みんな、言いたいだけやろサァェング・パクって。」
全員「プッ!!!」
思わず吹き出してしまいました。
私「あっちゃんって他にどんな服持っとる?あんま気にしたこと無かったわ。」
確かに、友人の洋服ってしっかり見ない限りあまり気にしないです。洋服に興味がある汗っかきはたまに見ていますが、私やルートは全く気にしておりませんでした。
あっちゃん「服なぁ・・・・・・持っとるようで持ってない。持ってないようで持っとるんやなぁ。」
汗っかき「みつをかよ。」
4人で友達のクローゼットに集まる光景・・・・。友人の家に行ってこんな光景あまり無いと思います・・・。こういう事を平気でやるのが当時の私たちなのです。
ルート「ああこれだ、俺と初めて会った時にあっちゃんが着てたシャツ。懐かしいなぁ。」
私「あ、確かにこれ見た事あるわ・・・・・。」
あっちゃん「これ、よぉ着とんで。」
汗っかき「タグ・・・タグ・・・・。」
汗っかきは読み始めます。
汗っかき「・・・ワン・スター♪」
読みやすっ!今度は読みやすっ!
あっちゃん「・・・今度は良かったわなんか、ちゃんと読めるから。俺タバコ好きやからセブンスターが良かったわ。」
汗っかき「そういうのはいいから。ちょっと待って・・・・・ワン・スター??・・そんなメーカー・・・・聞いたこと無いで!!(笑)」
ドッ!
はっはっはっはっは!!
クローゼット内で腹を抱えて笑う4人・・・・軽く埃まみれでしたが楽しかったです・・・・。
涙を流して笑っている4人・・・・・
私「・・それさぁオールスターじゃなくって??(笑)オールスターなら知っとるけど」
汗っかき「エイル!それコンバースやろ?!靴のメーカーやん!!!(笑)」
はっはっはっはっは!!
私が余計な事を言ったおかげで、笑いに被さり更に笑いが産まれました。
あっちゃん「わろうたわ(笑)いやエイル、まだやるんかいな。」
私は更に笑いを追い求めて、かけたあったシャツを手に取りました。
私「・・・オリジナル・スター♪」
汗っかき「聞いた事ねぇわ!!(笑)」
笑いがやみません。笑いすぎていよいよ全員そこら辺に転がり始めました。
ルート「もぉさ、大喜利みたいになってるやん(笑)エイルが適当に言っとるだろ(笑)」
あっちゃん「星の名前が多いねんなぁ(笑)」
汗っかき「このままやり続けたらセブンスター出るかもしれん(笑)」
私「時間の問題(笑)」
洋服でひと笑い終えた私達はもうクタクタだったので、休憩する事になりました。
あっちゃん「笑ったなぁ・・・あっそういえばサァェング・パクだけどさ。」
汗っかき「え?どうした?まだ笑わせてくれるん??」
あっちゃん「サァェング・パクはリバーシブルらしいんや。」
更にサァェング・パクの情報を放り込んでくるあっちゃん。
茶色の裏に黒色の生地が見えました。裏表どちらでもいけるらしいです。
私「せっかくだから黒側でも着てみようや。」
サササッ・・・・裏返して袖を通します・・・・。
あっちゃん「どう???」
明らかな裏
全員「茶色がええわ、茶色でええわ。」
汗っかき「いやもう、それは裏。リバーシブルなんだろうけど、裏。」
あーそうか・・・・だからB級品なのかぁ・・・・。
完
コメント
面白いです!
田中さん、コメントありがとうございます。非常に励みになります。