お疲れ様です。
本日、先輩のにしまさんが家に来てくれて息子のエイルキッドを抱っこしてくれました。
満面の笑みで滅茶苦茶可愛がられていました。なんたって可愛いのだからもぉそれは仕方がありません。
親バカのエイルです。
私はよく、食料品を買いに行くのですが、昔彼女と買い物に行った際にこんな事がありました。
食料品を買う為に、行きつけのスーパーマーケットに到着しました。
野菜を見て、肉を見て、お菓子やお茶を見て・・・・と大体購入するものは決まっていました。
肉ゾーンに差し掛かった時に彼女がこう言いました。
彼女「・・・あっ、ごめんエイル。バナナ欲しいから持ってきてよ。」
どうもバナナをカゴに入れ忘れてしまった様子でした。
私「OK、いいよー」
私は肉ゾーンから果物ゾーンに移動しました。
バナナが見えて、そこで立ち止まりました。
私「えー-っと・・・・・」
当時200円位のバナナを1房取りました。
ん?・・・・・ちょっと待てよ・・・。
1房単位のバナナの横に、1本ずつ小分けの袋に入ったバナナが有りました。
1本98円する高級デリシャスバナナです。
よく考えたら・・・・彼女はたまにこれを食べていたことを思い出しました・・・。
チラッと手に持った1房のバナナを見ました・・・・
どっちだ?・・・
一体どっちを買えばいいんだ?・・・・
どちらのバナナも可能性がり、どれを買ったらいいのか分からなくなってしまいました。
とりあえず・・・1房の安バナナを持って行ってみるか・・・。
私は1房のバナナを持ち彼女の元へ向かいました。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・
・
居らん・・・・。彼女が居らん・・・・。
さっきまで肉ゾーンに居た彼女が姿を消していました。
おっかしいな・・・・。
私はその次に行く予定だったお菓子のゾーンに行きました。
居ないのでお酒のゾーンに行きました。
居ないので更に総菜コーナーや飼っても無いのにペットフードコーナーに行きました。
一体どこに行ってしまったのでしょう・・・・。全く姿が見えません。
10分位探したでしょうか・・・・。
バナナを1房持って歩く私は完全にゴリラです。
しかもバナナを掴んでる部分が柔らかくなってきており、手がどんどんバナナ臭くなっていました。
くっせ・・・
バナナを持つ位置を変えながらスーパー内を徘徊していましたが、品質が悪くなるといけないので、一度元あった場所にバナナを返すことにしました。
バナナを戻し、再びお菓子ゾーンに差し掛かりました。
居った!!!
お菓子ゾーンの奥で座ってポッキーを選んでいる彼女が居ました。よかったぁ・・・・。
彼女「あれ?・・・・さっきバナナ持ってきてって言ったじゃん。」
私「いや、それがバナナ2種類あるんだよ。1房ずつのやつなのか、あのたまに食べてるデリシャスバナナ?どっちが要るの?」
彼女「1房だよ。てか果物の所に行ったなら、どっちか勘で持ってきてくれたら良かったじゃん。2分の1でしょ?」
お前が居ないからだよ!!!(泣)・・・・
人に頼んだなら、近くで待っててほしいんだけど・・・
購入する物が高バナナではないことが分かった私は、再び走って先程のバナナゾーンに戻りました。
1房を適当に取り、ドンキーコングのように走ります。
この角を曲がればお菓子ゾーンだ!!
ウッホウッホ!!
クイッ!!(曲がる音・・・)
・・・・
また、居らん・・・・・
私はからかわれているのでしょうか?・・・ハメられているのでしょうか?・・・
再び「バナナ所持彼女捜索」が始まります・・・。
彼女は忍者ではないのかと思うくらい上手に消えます。
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
再びバナナを装備しながら探しに探して、・・・今度はレジの所に居ました・・・・・。
彼女「エイル何やってんの?遅いよー」
私「マジで頼むから動かないでくれー!!お前の動きが予想できないんだよ、もう離れないぞ!!」
彼女「は?(笑)アンタ何言ってんの?(笑)」
しかもまた手がバナナ臭くなってるっ!!
バナナをカゴに入れて、その日は風呂とトイレ以外ずっと彼女に張り付いて過ごしました。