お疲れ様です。
題名の通り、コーラを制限される幼少時代を送っていましたエイルです。
皆さんは幼少時代に禁止にされていた事などありましたでしょうか?
私の幼少時代は祖母が私の健康に対してとても気を使ってくれていました。
とてもありがたいことなのですが、その中で特に厳しかったのが、コーラを飲む事です。
飲むともう、犯罪者扱いです。恐ろしいです。
コーラを飲むと骨がとけるとか、カルシウムを持っていかれるとか、ホントかよこの野郎っていう事を言って私から美味しい美味しいコーラちゃんを奪うのです。
皆さんも好きな方が多いと思いますが、コーラは大人になっても美味しい最高な飲み物です。コークハイとか最高ですよね♪なので子どもが飲んでも美味しいのです。
そんな幼少時代の私ですが、2か月か3か月に一度コーラを飲む事が出来る日がありました。
それは散髪です。
近所の散髪屋さんのおじちゃんが、散髪後にもれなくジュースを1本買ってくれるという夢のような対応をしてくれるのです。
このタイミングを使用し、私はコーラをゲットしていました。
散髪後におじちゃんと自動販売機に行って、コーラを購入します。そのコーラを帰り道のうちに飲み干して、空き缶を一旦ポケットに入れて、家の缶入れの奥深くに捨てるという完全犯罪をしていました。
悪い事をしていないのに、隠さないと家にいる鬼ババに怒られるのです。(コラ)
きっとこういう所から子どもの嘘つきが芽生えるのでしょう。
祖母の前で先程一気に飲み干したコーラのゲップをしまくってしまい、怪しまれることがありましたが、なんとか耐え凌ぐ日々でした。
ある日、またその日も散髪に行き、おじさんと自動販売機に行きましたがコーラが売り切れになっていました。ベンディングのフォローが出来ていなかった事が原因でしょう。
散髪屋のおじさん「エイルくん、今日はエイルくんの大好きなコーラが無いねぇ・・・・。炭酸飲料が好きという事なら、このスプライトはどうかな??」
・・・・・スプライト・・・・・
私の父が買ってきて一度だけ飲ませて貰った事がありましたが、スプライトも美味しい事は知っていました。
これはコーラと一緒で炭酸だし、飲むとまた祖母に怒られるぞ・・・・。ちゃんと飲み干してから帰ろう・・・・。
しかし今日に限って飲み干せずに、半分くらい残ったまま私は家に到着してしまいました。
私「一気に飲まなきゃ・・・・。」
ゴク・・・ゴク・・・ゴク・・・・・。
目からスプライトが飛び出しそうなくらい一気に飲んでいました。
祖母「・・・エイル、あんた家の前で何しとるかね?」
ブーーーーーーーッ!!!!(口からスプライトが出る音)
なんと買い物から帰って来た祖母と鉢合わせしてしまいました・・・・・。
しまったぁ・・・・・完全犯罪が・・・・・。
私「ジュ・・・ジュース飲んでる・・・・。」
祖母「まさか、コーラじゃないね?」
私「スプライトだよ・・・・・。」
祖母「・・・そうかね・・・。それならいいわ・・・・。」
祖母はそのまま家に入っていきました・・・・・。
私「・・・・・・・・・・・・・・・・」
スプライトはセーフなんかい・・・・・。
それから私はスプライトを買って来ては祖母が座っている席の前で堂々と腰に手を当ててがぶ飲みをするようになりました。
多分あんま・・・変わらんけどな・・・コーラとスプライト・・・・・。
そんな反コーラ派という珍しい派に所属している祖母ですが、先日久しぶりに会う事が出来ました。施設に入所した後にコロナ禍突入し、面会に行かれず、この度病院に入院した関係で本当に何年かぶりに会う事が出来ました。
長生きして欲しいけどなぁ。今度お見舞いにコーラ持って行こうかな。
当然一緒に飲む事はできませんが・・・。
祖母は私の顔を見てももう覚えていませんが、祖母と同じ空間で数分間一緒に過ごし、私は一方的に感謝の言葉を口にしていました。
今日はそんな祖母との思い出話でした。