お疲れ様です。
先輩の我らがスポーツ王にしまさんと会いました。
私の子どものエイルジュニアのサッカーの話をしていました。いよいよチームのユニフォームを購入し、出陣する事になったと伝えました。
ふむふむ、と腕を組んでにしまさんは私の話を聞いていました。
するとにしまさんはこう言いました。
にしまさん「ジュニアに伝えといてくれ。別にサッカーに限った事じゃないけど、ライバルはチームメイトや他のチームの人間ではない。ライバルは自分の心だ。そこと戦わなければならない。自分がサボれば、他の人間が出て来てあっという間に自分の居場所は無くなる。それがスポーツ。その事を重々伝えておいて欲しい。いつか分かる日が来るから、心に留めておいて欲しい。」
帰ってしっかりと伝えました。ジュニアは目をまんまるにしてその話を聞いていました。これからも頑張って練習するそうです。試合にしっかり臨めるように精進して欲しいです。
エイルです。
今日はスポーツの話をすると見せかけて、全然違う話をします。私の人生で1日だけ空白の1日がありました。
私は学生の頃にちょっとしたインターネットゲームにハマってしまい、何か月の間、ほぼ寝ていない時期がありました。本当に自分がやりたい事をやった結果、人間の日常を送っていませんでした。
ゲームをして、少し寝てまたゲーム、腹が減れば適当なパンやおにぎりを食べながらゲーム、風呂や歯磨き、排せつはその都度行きたくなったら適当に、という、今となってはとても考えられない生活を送っていました。
そんな私にも仲良しな友人が居ました。ネットゲームは一時的に切り上げて、その友人の家に遊びに行くことにしました。
原チャに乗って、あっちゃんという友達のアパートに昼前に遊びに行きました。暫くジュースを飲みながら煙草を吸って話していましたが、寝ていないせいなのか凄まじい眠気が私に襲い掛かってきました。アパートに着いて間もなく、私はあっちゃんの家のベッドで寝てしまいました。
あっちゃん「いやいや寝るんかい、おやすみ」
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
一体何時間が経ったでしょうか。
私が起きたら、あっちゃんはパソコンで音楽を聴いていました。
あっちゃん「エイル・・・もう夜やぞ(笑)」
あっちゃんの声で目が覚めました。
私「え・・・窓を見ると外は暗くなっていました。」
ベッドから飛び起きました。
私「ごめん!!・・・ガンガン寝てしまった(笑)」
あっちゃん「いや、いいよ。まだ寝る?」
いや、もういい(笑)
私は謝り、アパートを後にしました。
一体私は友達の家に行き、何をしたかったのでしょうか・・・・。
携帯電話を確認したら夜の7時になっておりました・・・・・。
あっちゃんの家の丁度向かいに私が当時お付き合いをさせて頂いていた彼女のアパートがあった為、寄る事にしました。
ピンポーーン・・・・
私「おーい。」
ガチャ!・・・・
彼女「・・・あら?エイル(笑)あんたゲームするんじゃなかったの?」
私「あっちゃんの家に遊びに行ってた。折角遊びに行ったのに結局8時間も寝てしまった・・・。」
11時に遊びに行って、19時まで寝る・・・。迷惑甚だしい行為をしてしまいました・・・。こんなことなら自分の家で寝ておけばよかった・・・。
DVDを借りて、お菓子やお酒を買い、2人で久々に映画鑑賞する事にしました。
なんのDVDか覚えていませんでした。
何故なら、またそこで私は寝てしまったからです・・・・・。
彼女「おやすみ。」
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
彼女「そういえば夕ご飯食べたの?」
私「・・・・・・」
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
彼女「お風呂は?歯磨きしないの?」
私「・・・・・・・」
・・・・・・・
・・・・・・・・
私が寝ている間、彼女が何回か質問してきたことはなんとなく覚えていましたが、返答をした覚えがありませんでした。
それから何時間が経ったでしょうか・・・。
その時、記憶が定かではないのですが、ネットゲームをしていた夢を見たような気がしました。
私は夢の中でもゲームをしていました。中毒です。完全な中毒者なのでした。
彼女「いい加減起きなさい!!」
彼女に布団を剝がされました。
私「え?・・・・・」
壁掛け時計は12をさしていました。
なんだ、まだ深夜か、じゃあ風呂でも入ろうかな・・・・。
カーテンからは明るい光が差し込んでいました・・・・・。
夜の0時かと思いましたが、なんと次の日の正午になっていたのです・・・・。
私「えー-----?!!!なんでぇ?!?!?!おい!!!マジかよ!!」
彼女「いやいや、それは私のセリフだわ!!!(笑)」
彼女は半分笑っていましたが、もう半分はあまりにも私が寝るので引いていました。
死んでいるのかと思ったらしく度々声をかけて、生存確認していたそうでした。
ここまでの流れのおさらい。
ネットゲームを前日の朝8時までやり、風呂入り朝ごはんを食べて少し寝る事に。
友達と約束をしていた為、目覚まし時計で起きて、私服に着替える。
原チャで友人のあっちゃんのアパートに11時到着。
2人で自炊して昼飯を食う前に寝てしまい、そのまま19時になる。
19時過ぎにに彼女宅に到着。
DVD借りて、お菓子とお酒を買って、19時30分に再度彼女宅到着。
DVD再生ボタンを押し、就寝。
それで起きたら次の日の正午・・・・。
なんだぁこの人生は・・・。
実に私はこの時、ほぼ24時間連続で睡眠しておりました。
何もしてない無駄な日を過ごしてしまい、滅茶苦茶反省しております。一瞬あっちゃんや彼女の家のベッドの寝心地の良さのせいにしてしまった事も反省しております。メイドインジャパンの品質向上のせいではなく、全て自分の不摂生が悪いのです。
この出来事を私の年表の中で「エイルのホワイトデー(白の日)」と呼んでいます。3月14日はホワイトデーではありません。
ゲームをやめないといけないのに、私は自分の心に打ち勝てませんでした。この記事冒頭のにしまさんの言葉が、やけに刺さります。
今や私も息子のジュニアやキッドの親。いい見本にならなくてはいけません。