前回までのＲＰＧツクールはこちら
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お疲れ様です。
未だにいつかまたＲＰＧツクールをしたいと思っているエイルです。
友人の元ＲＰＧツクーラーのまいちゃんと先日話していて、こういうRPG物語であれば盛り上がるだろう選手権を話し合っていましたが、やはりベタこそが最強なのが分かりました。
結局ベタであろうがなんだろうが、その作った人の色は間違いなく作中で出ます。同じシナリオで作れと言われても恐らく本筋以外は全く違うものになります。
なのでベタと言っても唯一無二。必ず世界で一つだけのＲＰＧになります。
その昔友人のいっしープロとよく話していましたが、「頭で思い浮かべるだけで勝手に作品が作れるようなシステムになって欲しい」と本気で思っていました。早くそのような仕組みが出来上がって欲しいです。多分脳と機械を繋げるような仕組みになりますのでまだまだ先の話になりそうです。
台詞の打ち込みや、キャラ設定やイベント設定などが本当に大変なのです。
さぁ、今日は私エイルが出演している「エイルクエスト第４章」の内容に触れて行こうと思います。前回の記事を必ずお読みください。
コンテニューでスタート！！♪
私は思いをよせている女友達のセリカと共に村長が居る広場まで急ぎました。どうやら今日は私達に何か重要なお話があるようでした。
道中で出て来たスライムたちを蹴散らし、２人で進んでいきます。レベルが少し上がります。
ミイ「エイル！セリカ！遅いよ！みんなもう集まってるよ！！」
自分の身長くらいある剣を背中に背負っているミリル（ミイ）が急ぐように言います。
私「あーわりぃわりぃ！セリカに起こされなかったら遅刻だったわ！」
セリカ「ははは！感謝してよね！」
全員「はははははは！」
なんでしょう、この平和感・・・・
この平和感が・・・きっと覆るんだろうな・・・・・
これこそがＲＰＧなのです。ドラクエでも、ＦＦでも似たような事は多々ありました。
これがＲＰＧの遺伝子なのです。私達ＲＰＧっ子の遺伝子がザワザワさせるのです。
村長「みんな集まったかな。」
エイルを含め１０人の青年達がズラッと広場に並んでいます。
ミイ「村長、今エイルとセリカが来ましたので、これで全員集まりました。」
村長「そうか・・・・・じゃあ話そうか・・・。」
いつにない村長の感じが私達を包み込みます。
村長「我々は、魔王のひざ元で暮らしている。いわば我々は魔王の手先だ。・・・・しかし、本当の目的はみんな分かっているじゃろうな。」
全員コクっと頷きます・・・・。
私が住む村と言うのは魔王が統治している地区の一角にありました。
いつか攻めて来る光の軍団、要は勇者たちがここまで来たら足止めをしなくてはいけません。
これまで沢山の訓練を積んできました。
ミイは剣術と技を
エイルは魔法と鞭を
セリカは魔法と打製武器を
それぞれ訓練し、覚えてきました。
簡単に言うと、エイル、ミイ、セリカ達は魔王側の人間なのです。
もっと言うとベアやキマリ、いっしープロとは対立する立場に居るのです。
どうですか？この演出？ゾクゾクしますよね。一見仲間に見えて実はそうではない感じ。
しかし村長の考えは違います。
村長「我々の目的は魔王様を討つことじゃ。」
全員「はいっ！」
村長「・・・・・今の魔王様を見てみろ。人々を苦しめるばかりじゃないか。」
私「そうです。私達もいつやられるか分からない状況です！」
村長「そうじゃ、エイルの言う通り、当然やられるだろう。必ずこの村も味方だと思っていた魔王軍に滅ぼされる運命じゃ。」
セリカ「だからこっちから攻撃をしかける！」
横にいたセリカが勇ましく拳を振り上げます。
全員「そうだそうだ！やってやろうぜ！」
普段は絶対の権力者である魔王に従っているふりをしていますが、実際は全員血気盛んで、魔王を倒す事については命を惜しまない。そんな感じです。そういう教育を子どもの頃からみっちりと教育されてきました。
村長「レジスタンス・・・・。たった一言で我々の事を表すなら・・・この言葉がきっと相応しいじゃろう。」
私・ミイ・セリカ「レジスタンス・・・・・。」
村長「権力に逆らう者。それが我々じゃ。今まで何の為に剣を振るってきた？悪の剣なのか？違うだろう、正義の剣を我々は振るってきた。」
魔王には散々虐げられてきました。汚い仕事を任せられて、時には明らかな善人を苦しめる事もしてきました。
それらが、魔王を倒す事で報われるのです。今まで酷い扱いを受けて死んでいった者の為にも我々が魔王軍に正義の刃を振りかざさないといけません。
正義の中にも悪がいる事と同じで、悪にも正義があってもいいのです。確かに私達は悪い事をしてきました。でもそれは私達の正義の為にやってきたことなのです。
ちょっと・・・・・
タッチが違います。今までのお笑いを含む１～３章とは全然タッチが違います。
村長「魔王軍の偵察をこれから定期的に行う。まず相手の戦力を知る事が大事じゃ。」
村長から話があり、今日は早速魔王軍の最寄り拠点へ２人ほど偵察に行くようでした。
私達３人は今回の第一期偵察隊から外れましたが、待っている間は個々で訓練や独学で戦術の勉強をします。
海岸に到着する私達、これから魔法の練習をしようと思います。
セリカ「始まるんだね。戦争が。」
私「そうだね。これだけ訓練したきたんだ。きっと倒せるさ。」
これだけ訓練したきたんだ。
これです。この台詞こそ、魔王の強さを表す煽り言葉となります。
煽り言葉、数々の煽り言葉を出して、それをひっくり返す。これがＲＰＧです。
ミイ「！！！！・・・・エイル！セリカ！！ちょっと見て！！人が倒れてる！！」
遠くで剣の稽古をしていたミイが叫びます。
私「え？！・・・」
セリカ「エイル、行ってみようよ！！」
さぁ、４章も盛り上がって参りました。これこそ王道のＲＰＧと言わんばかりの４章。
①村長が呼んでいる、②レジスタンス、③これだけ訓練してきた。
この３つのパワーワード。これだけでもう立派なＰＲＧです。この３つのワードを、ＲＰＧツクールをやる方は絶対に忘れないでください。
そんなことしたら、全部同じ物語になっちゃうじゃねぇか。
それでは、次回もエイルクエスト４章の続きを書こうと思います♪
それでは、また♪
