独身をこじらせている後輩達と沖縄料理を食べに行きました!!

お酒の席で

お疲れ様です。

 

最近妻と家で缶チューハイを飲んでいます。

 

ささやかな幸せ、エイルです。

 

 

私達の中で独身をこじらしている事で有名な後輩のおかかが結婚するとか言い始めて半年近くが経っていましたが、いよいよ入籍したと連絡が有ったので本日はおかかとの思い出話を書こうと思いました。

 

 

おめでとう、おかか♪♪

 

 

今日は・・・・

 

おかか結婚記念記事です♪♪

 

 

 

 

 

コロナ禍に入る前の話なのですが、私は先輩のにしまさんと、後輩のゴリ本おかかとよくつるんでお酒を飲みに行っていました。

 

 

因みにおかかは過去にもブログに登場しています。

独身をこじらせている後輩と焼き肉に行ってみました!!
お疲れ様です。 静かすぎて、図書館では勉強が出来ないタイプのエイルです。家でやります。 腹が減っては戦が出来ぬと言いますが、皆さんは何を食べるとテンションが上がりますか?? 私は焼き肉です。 先輩のにしまさんや家族や...

 

 

休日になりいつものように、独身こじらせポイントが誰よりも高い後輩おかかと話していました。

 

 

おかか「エイルさん、そういえばあそこの町に沖縄料理屋さんがありますよね。」

 

 

私「は?・・・沖縄料理??・・・ねぇだろそんなもん。」

 

 

おかか「いやいや、前通るでしょたまに!!」

 

 

 

 

 

ありました。

 

 

思い出す作業をせずに、ググったらありました。

 

 

 

 

 

ソーキ蕎麦とか、ミミガーとか食いてぇ・・・・・。

 

 

私達はお金をそんなに持っていないので、酔えればそれで良いと自分達に何度も言い聞かせていつも安居酒屋で飲んでいました。おかげでその激安居酒屋の粗悪アルコールのせいで全員手が震えていました。

 

 

敬愛してやまない先輩にしまさん130キロの巨体声デカ後輩ゴリ本におかかが見つけた沖縄料理屋さんに行きたい旨を説明しました。

 

にしま「おっいいねー、行こうや。おかかも来るって?」

 

 

私「はい、おかか発信です。」

 

 

ゴリ本「ええっすねー!!行きましょうや沖縄!!ちんすこうとか食えるんですかね!?」

 

 

私「・・つぇ!」(舌打ち)

 

普通の話をしているのにゴリ本が突然大きい声を出すので驚いて耳がキーンとなり、腹が立って一瞬手が出そうになりましたが、今はもうそんな時代ではないのでやめておきました。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

 

おかかが見つけたその沖縄料理屋はよく訪れる繁華街の外れにあり、比較的静かな場所にありました。

 

 

にしまさん「おお、なんか看板が沖縄だな♪」

 

 

私「めんそーれ♪って書いてありますね。」

 

 

おかか「ですねー、外装も完全に沖縄じゃあないですか。」

 

 

ゴリ本「はや行きましょーや!なんくるないさー!!

 

 

にしまさん「お前それ意味わかって使ってんのか。」

 

 

私「わかってない、ゴリ本だけ会話になってないっす。」

 

 

全員「へへっえぇ!!」(笑)

 

 

いつからこんな事になったかわかりませんが、変な笑い方をする癖がついてしまい、その癖が直らなくなってしまいました。粗悪アルコールのせいでしょうか・・・・。(多分違います。)

 

 

店に入ると、店長と思われる男性が出迎えてくれました。

 

 

店長「いらっしゃいませ」

 

 

 

そこは「めんそーれ」じゃないんだ・・・・。

 

 

 

おかか「予約したゴリ本です。」

 

 

ゴリ本「えっ」

 

 

おかか「4人で予約したゴリ本です。」

 

 

店長に案内された4人掛けの席に座りました。

 

 

店内にはハイビスカスや豚の顔のお面などが飾ってあり、沖縄感満載の店内でした。

 

 

にしまさん「いいな。沖縄来た感味わえる。」

 

 

ゴリ本「いいっすねー!!オリオンビール頼みましょうやぁ!!!!」

 

 

3人「つぇ!!」(舌打ち)

 

大声にビックリして3人共手が出そうになり、右拳の手首を左手で掴んで抑えていました。

 

 

ゴリ本は近距離で、絶対聞こえているのに突然大きい声になってビックリするので、マジで俺の聴力が落ちたわ、どうしてくれるんだと代表して先輩のにしまさんから話がありました。

 

 

ゴリ本「またそんなわけのわからない事言って!(笑)せっかく楽しいのになんでそんなこと言いますぅ?!また僕のせいにして!!」

 

 

にしまさん「慰謝料もらわんといけん。」

 

 

 

おかか「常にパチンコしてるみたいですもんね。」

 

 

全員「へへっえぇ!!」(笑)

 

 

CRゴリ本

 

 

 

 

オリオンビール、ミミガーや海葡萄、ラフティ、島らっきょう、島餃子などの沖縄料理を頼みました。

 

 

 

 

4人「かんぱーい!!」

 

 

ゴクゴク・・・・

 

 

 

うまぁ~~・・・・・マジでうまぁ~~・・・・。

 

 

このアサヒビールやキリンビールにはないこのオリオンビールの味・・・・・・。

 

 

私「マジで家にストックしたいっすわ。あんま売れてないから買えないけど。」

 

 

おかか「これ確かになかなか売って無いっすよね。」

 

 

私「俺昔、沖縄行ったことあるんだけど、沖縄県内で飲むオリオンビールってまた違うんだよ。」

 

 

にしまさん「エイル、それ分かるわ。高知県で飲む土佐鶴、みたいな話だろ?」

 

 

私「そうそう!そうなんすよ!」

 

 

好きなお酒の話や、おかかがバイクを買ったけど全然届かない話や、おかかが左頬内部が全域口内炎になり美味しい焼き肉がほぼ食えなかった話、2年前にゴリ本が残念ながら離婚した話などをしていつも通っている安居酒屋のように盛り上がっていました。

 

 

ゴリ本「てか皆さん、・・まだその話するんすか?!(笑)だいぶ前の話やないですか!!」

 

 

いつまでも旬なゴリ本の離婚話。飲みに行くと大体この話になるのですが、毎回この離婚トークで離婚に関する新事実が発覚するので常に新鮮で面白くてしょうがありませんでした。どう考えても題名的にはおかかの話の方が面白いのですがどうしても後ろからゴリ本の話が捲ってきます。

 

 

私「一体何話あるんだよ、お前の離婚話は(笑)」

 

 

ゴリ本「知りませんよ!!(笑)あなた方が毎回毎回蒸し返すからでしょう!!蒸し返さなくていいんですよ僕の話なんか!(笑)・・・・・あっちょっとトイレ行ってきますわ・・・」

 

 

ゴリ本がトイレに立ちました。

 

 

ゴリ本の皿には餃子がのっていました。

 

 

 

おかか「・・・・あっそうだ、面白そうなんでこれかけときますか。

 

 

おかかが島トウガラシのエキスをテーブルの端っこから取りました。

 

 

にしま「おっいいな。ゴリ本にバレない程度に、かけれるだけかけとこう。」

 

 

私「聴力落ちた仕返しが、ようやくできますね。」

 

 

 

席に座った時に店長から「調味料をテーブルに数種類置いていますが、この島トウガラシのエキスは辛すぎて危険なので少量でかけて下さい。間違ってもドバドバかけないで下さい。」と注意喚起がありました。

 

 

ゴリ本がトイレから帰ってきて、今度は「好きな映画」についての話をしていました。

 

 

話す内容は高校の頃から進歩がない男たち・・・・・。

 

 

私「おかか、ナショナルトレジャー持ってんの?!」

 

 

おかか「はい、持ってますよ!!」

 

 

私「いいなーあれ面白いもんな。」

 

 

ゴリ本「いやほんとに・・・。」

 

 

ゴリ本の野郎・・・・トウガラシ餃子をなかなか食べやがらんな・・・・・。

 

 

おかかがエキスを投入して15分後ようやくゴリ本が餃子を口に入れました。

 

 

3人(よっしゃ、日ごろの大声の恨みだ♪)

 

 

ゴリ本「・・・・モグモグモグ・・・でね、あっ僕の番っすよね?!・・きみに読む物語っていう映画なんですがね!・・・あれ滅茶苦茶ええんすよ!!あのロミオとジュリエットみたいな話?!なかなか出せんっすからね!!この中では・・・・エイルさんが見たんでしたっけ?!」

 

 

ゴリ本の辛いというリアクションが見たくて、ゴリ本の話が全く入って来ませんが驚くほど完全なるノーリアクションでした。

 

おかか「えっ、ちょっと待って・・・なんともない??」

 

 

ゴリ本「は?!・・・・・何が?!」

 

 

にしま「この島トウガラシエキスをかけたんだよ、お前の餃子に。」

 

 

ゴリ本「えっ、ああそうなんですか?!・・わざわざありがとうございます!・・・でね、きみに読む物語の女性ヒロインがいましてね!・・・それがまた可愛いんすよ!!」

 

 

再び大好きな「君に読む物語」の解説を続けるゴリ本・・・・・・。

 

 

・・・おかかと目が合います。

 

 

私「・・・・うそでしょ?・・・・かけたよな?・・・」

 

 

おかか「どれどれ・・・・・・」

 

 

おかかは不思議そうな顔で島トウガラシエキスを皿に2、3滴垂らして、指につけて口に入れました。

 

 

・・・・・・

 

パク・・・・・・

 

 

おかか「・・・・・・・・・うおおおああああああああ!!!!!・・・かれぇ(辛ぇ)!!!!

 

 

おかかの断末魔の叫びが響きわたりました。

 

3人「大丈夫か?!」

 

 

おかか「・・・・いてぇええ!!・・・辛いというか舌が痛い!!・・・・感覚がない!!!・・・今日これから先楽しめ無いっすわ!!・・・・水!!!

 

 

 

おかかがのたうち回っていました。

 

 

数分後、にしまさんが持ってきてくれた冷水をがぶ飲みしている病人のようなおかかの姿が・・・・。

 

 

にしまさん「・・・まるで毒じゃねぇか・・・・。」

 

 

私「えっゴリ本・・・本当に大丈夫なん??」

 

 

ゴリ本「全然大丈夫っす!!おかかちゃんリアクションでかすぎるって!!(笑)」

 

 

おかか「・・・エ”イ”ル”ざん”・・・・・だべでみ”でぐだざい・・・・。」

 

 

必死に喉を鳴らして訴えて来るおかか・・・・

 

 

・・・言われるがまま私も舐めてみました。

 

 

私「・・いってぇ!!(痛ぇ!!)・・・かっらっ!!・・・

 

 

辛いのがわりと得意な私でも相当辛かったです。おかかは辛い物は苦手です。バーモントカレーの甘口しか食べられません。

 

 

おかか「辛いと美味しく食べれないでしょ・・・。ゴリ本さんマジで味覚死んでますって・・・・」

 

 

泣きながらおかかはゴリ本にせめてもの反撃をしていました。

 

 

 

私「ていうか、ほんの少しだけ食べた俺やおかかがこのリアクションなら、ゴリ本のは致死量だぞ。」

 

 

ゴリ本「・・・もしかして僕の事殺そうとしてます?!(笑)」

 

 

3人「そうだよ。」

 

 

ゴリ本「またそんな馬鹿な事言って!!(笑)この歳になってそういう変なノリはやめてください!!(笑)・・・・僕辛いのはなんぼでも行けるんすよ!!」

 

 

自らエキスを餃子にかけて美味しそうに食べるゴリ本・・・・。

 

 

ゴリ本「おいしー!♪これどこで売っとんかな?・・・あとで店長に聞いとこうかな!!」

 

 

 

信じられん・・・・。なんなんだこいつは・・・・・。

 

 

 

大声で耳がキーンとなる仕返しをどうしてもしたかったのですが、今宵は出来ませんでした・・・・。

 

 

ゴリ本「甘いのがアカンっす!!あれが逆に死にますね!!」

 

 

私「弱点がわかった・・・・ガムシロップかけよう。」

 

 

ゴリ本「エイルさんそれアカンっす!!」

 

 

にしまさん「ドラキュラにニンニク、ゴリ本にガムシロップ。」

 

 

おかか「次回までに買っときます。」

 

 

全員「へへっえぇ!!」(笑)

 

・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・

 

 

ゴリ本「さっき映画の話の続きですけどね・・・」

 

 

店長「閉店でーす。」

 

 

 

 

 

※ このお話はお互いの信頼関係でやっています。嫌がらせではありません。このように結果的に喜ばれています。

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