お疲れ様です。
家族でよく行くファミリー居酒屋があるのですが、最近そこが流行っています。
とても嬉しいことです。因みにメニューが全部美味いです。
センスのいいお店を知っているエイルです。
今の時代、ほとんどの方がスマホを所持していると思います。
私はスマホになるまでの間、三菱のガラケーを使用していました。分かる人は分かると思いますが「D」です。画面が外側を向いていて、スライドして入力ボタン部分を出すタイプのガラケーでした。
そのガラケーが壊れてしまった時に、私の後輩がソニーのエクスペリアというスマホを購入しました。
当時画面がガラケーよりかなり大きくなっており、革新的でした。
こうなったら丁度いいので、私もスマホに変えようと思いました。
今もう作ってはおられませんが、当時NECがスマホを作っており、私はそれを購入することにしました。
それまでEメールでのやり取りが普通でしたが、スマホになってからというもの、LINEで開発されて、そちらが主流になってきました。
その頃からEメールは親との連絡手段としてしか使用しなくなりました。
そこから大体1年位経った所で、私の友人達も次々にガラケーからスマホに変えていきました。
いっしープロ、ベア、いとうし・・・それぞれがそれぞれのセンスでスマホを購入していました。
早速LINEでグループを作り、画像を送るなどしてワイワイ遊んでいました。
以下LINEのやり取り
私「そういえばさ、キマリは??・・・・」
このメンツでやりとりをするという事は、キマリさんが居てようやくSMAP全員集合です。
いとうし「おお・・・あいつはスマホ買ったんかな?」
ベア「電話帳連携が基本だからなぁ、まだ買ってないかも」
いっしープロ「いや、もしかしてLINEをスマホにダウンロードしてないんじゃないん?」
様々な憶測が飛び交います。
私「せっかく、LINEグループ作ったんだし、キマリ呼ぼう。なんかキマリが居ないのも俺的には寂しいもんがあるから。いいでしょ?呼んでも」
いっしープロ・いとうし・ベア
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
このLINEを送った後、全員既読スルーでした・・・・。多分そんな事は無いと思いますが、あいつは嫌われていたのでしょうか・・・・。
と、この記事を読んでいるであろうキマリさんを少しだけ不安にさせてみました。
後日、私はキマリに電話しました。
私「キマリ」
キマリ「おおエイル、どうした?仕事中だから手短に。」
私「LINEやってるん??」
キマリ「LINE?それは食えるのか?」
私「連絡ツールのアプリだよ。最近みんなでやってるからお前もやろうよ。」
キマリ「みんなやってるなら勿論やるやる。丁度携帯調子悪くてな。そろそろ変えようと思ってたところだったんよ。」
私「そうなんか、そりゃあ丁度良かった。じゃあ機種変えたら連絡してな。」
キマリ「おうよ、また連絡するわ。」
私はLINEグループでキマリが丁度携帯を代える所だったと報告しました。
2ヵ月後・・・・・。
キマリから携帯を代えたと連絡がEメールで来ました。
私「おいおい、せっかくだからLINEしてこいよ(笑)」
キマリ「ガラケー買ったよ♪」
なんで?・・・・・
何故このタイミングで最新のガラケーを買うのでしょうか?・・・・・
キマリの行動は当時の私にとって意味が分かりませんでした。
私「マジで?(笑)スマホにせんかったん?」
キマリ「そうそう、まだ俺の中で違うと思ってね。」
どう違ったの?
スマホが主流になってもう2年位経っているのにここ一番で最新のガラケー・・・・・。しかも話を詳しく聞くと、契約の時にこのガラケーを2年は最低使わないといけないプランをくんでしまったようでした。
最悪です。
キマリは平成なのにチョンマゲをしているようなイメージでした。
しかし友人が決めた事を私がゴチャゴチャ言っても、それは違います。友人として間違っています。
その夜にグループLINEでみんなに報告しました。
いっしープロ「え?!キマリってガラケー買ったの?!(笑)」
いとうし「なんかキマリっぽいなぁ(笑)」
ベア「ホントだわ(笑)」
私「でもなんか、メールでの話だと最新のガラケーだからLINEは出来るらしいよ。」
いっしープロ「・・・・いや、残念だけどそれは出来ない。情報量がスマホと格段に違うから、ガラケーの容量でそのままLINEをやるのは厳しい。キャパ越えてるわ。」
いとうし「何かのアプリを返してやるとかそういうやり方になるのかな?」
いっしープロ「あー、プラグイン的な話か。」
ベア「ガラケユーザー向けに恐らくアプリとかがあって、なんとかして出来るには出来ると思うけど、キマリがそこまでして俺達とLINEやるかな?(笑)どうせやり方分からんだろ。やりそうにないけどなどっちにしても(笑)」
3人「そうだなぁー・・・・」
いつも遊ぶグループの中で、私とキマリ以外の3人はIT系の企業に勤めているので、このアプリの仕組みを知り尽くしていました。
私はこれをきっかけにグループ名を「SMAP」から「キマリをただ待つ男達」に変更しました。
キマリを信じていたのです・・・・・。私だけはセンス・キマリを信じていました。
キマリがこのLINEグループに来る日を待つ男達の日々が始まりました。
それから数か月経過して、キマリから連絡がありました。
キマリ「そろそろLINEをダウンロードするわ♪」
私「おお、やっとその気になったか(笑)メールでやり取りするのは親とキマリだけだ(笑)」
キマリ「そうなのか(笑)それは面白いな。」
とは言ってましたが、絶対に笑っていません。
そこから更に1ヵ月後。
キマリ「いよいよLINEダウンロードしたわ。」
私「了解!じゃあ招待しとくわグループに。てかLINEして来いよ(笑)」
キマリ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言・・・・・
私「いやいや、どういう子やねん(笑)」
・・・・・キマリはグループには来ませんでした・・・・。
更に3ヵ月後
キマリ「ようやくLINEのやり方が分かったわ、待ってて♪」
私「おう、はよせぇや」
半ギレでした。
更に一か月後。
シビレを切らした私はみんなに報告しました。
私「キマリいよいよ来るかもよ!!」
3人「マジで?!」
いとうし「いよいよか・・・・・。」
ベア「遅くない?(笑)早いとは思えないんだけど(笑)」
いっしープロ「LINEダウンロードしても直ぐに始めないのが、さすがキマリだな(笑)」
いとうし「てことは今チラチラチラチラ、キマリが見えてる感じだな、今(笑)」
私「今ケツだけこのグループに入ってる感じだ。あっ・・・・来た・・・いや・・・別の通知だ・・・・気のせいか・・・・。」
いとうし「今頭だけ見えた・・・・・・違うか・・・・。」
ベア「キマリの服だけきた・・・・キマリがいない・・・・。」
いっしープロ「こんなにキマリが待ち遠しいことはないわ(笑)」
全員「はっはっはっはっは♪」
キマリがいつ来るか分からないスリルを楽しんでいました。
キマリが来る来ないの話でグループ内は大盛り上がりでした。
いよいよその時が来ました・・・・・。
ピンポン!!
「キマリさんがLINEグループに参加しました」
全員「きたぁぁぁぁ!!!!いよいよきたぁぁぁぁ!!!!」
一番の盛り上がりを見せるLINEグループ!!
「キマリさんが退出しました。」
全員「はぁぁぁぁぁぁ???!!!!」
ピンポン!!
「キマリさんがLINEグループに参加しました」
全員「おおおおおお♪なんだよビックリさせんなや♪」
「キマリさんが退出しました。」
全員「なんだよ!!なんなんだよせっかく来たのに!!」
ピンポン!!
「キマリさんがLINEグループに参加しました」
全員「きたきたきたきたっ!!!」
「キマリさんが退出しました。」
全員「あいつはさっきから何をしてんだよ!!(笑)」
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
キマリがグループを出たり入ったりしています。
競馬とか、・・・なんか変な賭け事をしているような雰囲気・・・・・。
私達はキマリの出入りで一喜一憂していました。
全員「こい!!こい!!」
パチンコでもしているのでしょうか・・・・「CRキマリ」でしょうか・・・。
てか・・・・
トータルさ・・・・・
キマリが来る来ないの話をしてた時の方が盛り上がってる!!!
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
キマリ「お待たせー!!!♪ガラケーだからいちいちネット接続しないと、みんなのLINEが見れないよ!!(笑)こっちもいちいち通信で大変っ!!(笑)」
キマリさんがLINEグループに来るのを待ってから、
553日が経過していました・・・・。
会った時、全員1年半くらいずつ歳を取った顔をしていました。