お疲れ様です。
仕事がきつくて音をあげそうなエイルです。
私は昔、旅行が好きで様々な都道府県へ行っていました。47都道府県中30の都道府県に行きました。
あと残り17県あります。今はコロナ禍でなかなか旅行に行けませんが、チャンスあれば全都道府県上陸を息子のジュニアやキッドと共に達成したいです。
そんな私ですが学生の頃に、ノープラン旅行を彼女と決行したことがあります。
何も決めずに車で行き当たりばったりの旅行をしていました。
その日は朝から旅立ち、様々な場所に立ち寄り、あっという間に夜中22時になりました。
そろそろ泊まる場所を決めなければなりません。
私「どうしよう?どこ泊まろうかー?」
彼女「適当に近くのホテルで検索して行こうよ。私が検索するから。」
検索をする彼女。
このまままっすぐ1.5km走るとホテルがあるとの事でした。
私「お、近いな、じゃあそこにしてしまおうや。寝るだけだからなんでもいいや。」
しばらく車を走らせると目標のホテルが見えてきました。
「瀬戸内海を一望できるホテル」
デカデカとそう書いてありました。
私「え?!めっちゃいい!!ここに決めたぞ!!」
寝るだけだけど、どうせなら景色が良い所でお酒でも飲んで楽しみたいものです。
持ち込みオールOKのホテルだったので、私はコンビニで買ったお酒とおつまみを所持し、ホテルに入りました。
彼女「部屋2つしか空いてないね」
1Fのロビーに入ると、部屋の画像があり、泊まりたい部屋のボタンで選択し、出てきた鍵を取り入館する方式のホテルでした。
彼女の言う通り、2つだけ部屋空いていてくれました。
7000円の部屋と8000円の部屋の2つが空いていました。
私「まぁ明日も色々とお金使うだろうし、ケチって7000円の方にするかぁ。」
彼女「いいよーどちらでも」
私達は迷わず7000円の部屋に入りました。
1000円ケチったら、国道側の部屋に通され、瀬戸内海が一つも見えない部屋に泊まる事となってしまいました。
私「・・・・・・・・」
彼女「・・・・・・・・」
窓を開けると排気ガスが物凄く、直ぐに閉めてしまいました。
私「・・・1000円UPしてたら瀬戸内海側だったかなぁ・・・」
後悔で頭を抱え込みました。
彼女に肩を叩かれ、「明日も楽しもうね」と励まされました。
時計は0時を回り、彼女は寝てしまいました。
お酒も尽きてする事がなくなったので暫くTVを見ていましたが、こんな時に限って面白そうなTVは一つもやっていませんでした。
暇になり、部屋の隅っこをみると、1台のスロット台がありました。
私「おおお♪やろうかな♪」
YAMASAの名作「パルサー」がありました。
これは絶対にやらなければいけません。
やるでやるでー♪
100円入れて、クレジットが加算されていくタイプのスロットでした。
出ん・・・・・
私はフロントに電話し、何度も両替を頼みました。
私「すいません、何度も。」
フロント「いえいえ、とんでもございませんよ。また何かありましたらお呼びください。・・・・ごゆっくりどうぞ。」
ありったけの千円札を100円に両替した為、財布が小銭でパンパンになっていました。この財布で攻撃できるくらいパンパンでした。(鈍器)
熱中してやっていました。
液晶にカエルが5回連続で出れば当たりなのですが、どうしても4回までしか出ません。
私「くそっ!!なんで当たらないんだ!!」
遠隔操作されているのではないかと室内をキョロキョロ見回します。
んなわけないか・・・・。
500クレジットまで溜めれば、景品と交換できると張り紙がありましたので、なんとしてもその景品をゲットしなくてはいけません。
負けられない男の戦いが室内で繰り広げられていました。
私は室内の自動販売機でジュースやお酒が買える事が分かり、無意識に購入していました。
朝2時過ぎ・・・・。
私が度々「あ!」とか「えー?!」とか言うので、彼女が目が覚まし、部屋の隅でパンツ一丁で目が血走ってスロットをしている私に気付きました。
知り合いじゃなければ完全な不審者です・・・・。
彼女「寝ないの?・・・・」
私「まだまだー!」
彼女「ほどほどにね・・・・・」
彼女は再び眠りにつきました。
翌朝・・・・。
会計はトータル30000円でした。フロントを度々呼びつけたサービス料と両替手数料、大量の室内販売機での飲み食い。スロットにはざっと7000円くらい投入しています。
私「プレステ買えるやん!!・・へへっ(笑)」
彼女「やっかっまっし!!!貴様一人でどんだけ楽しんでんだよ!!!」
大変申し訳ありませんでした・・・。
ちなみにスロットの景品は紐みたいなランジェリーでした。一体どこで着るのでしょう・・・。