お疲れ様です。
ちょっと皆さん、映画の「THE FIRST SLAM DUNK」見られました?
私は先日、公開日のレイトショーで見てきました!!
昔、私は何度も何度もスラムダンクの漫画単行本を読み返していました。DVDまで借りて見ていた位好きな作品でした。
そんな大好きな漫画が映画となり、久々に登場したのです。
これはもうファンとしては見るしかないでしょう!!
※ これから先の記事はネタバレ有りになりますので、まだ映画を見ていないファンの方は注意して下さい。
私は、友人のベア、いとうし、いっしープロ、そしてベアの妻である「おネギ」とバスケだけに5人体制で映画を見に行く事にしました。
友人のキマリも誘ったのですが、何故か急に音信不通になり、連絡が取れなくなってしまいました・・・・。キマリはバスケットをガンガンやっていたので、楽しみにしていたと思いますが、一体急にどうしちゃったんでしょうか・・・・。
キマリだけでなく、一緒に行くいっしープロも若かりし頃はバスケをやっていたので、かなり楽しみにしていました。
映画を見に行く寸前で、みんなでどのような展開の映画になっているのか、すこし考察をしていました。一体どんな内容の映画が待っているのでしょうか。前評判とかを一切調べ ずに全員で考えてみました。
先ず私とベアの考察ですが、シンプルに山王戦を期待していました。これは考察としてというよりは、「願い」です。
シンプルに最後の山王工業戦をやって欲しいという思いがありました。
しかもベアに関しては、昔のスラムダンクのアニメをしっかり見て来たようで、復習はバッチリの様子。
いとうしは全てが終わった後の回想シーンをやるのではないかという予想を立てていました。あとどこかのシーンでスラムダンクの主題歌であるBAADの「君が好きだと叫びたい」が流れると予想していました。
それは違います。いとうしの予想は違いました。
当日いとうしは大好きなTVもネットも情報を一切入れずに見に来たと豪語していました。
まさかの・・・豊玉戦?(インターハイ1回戦)・・・・という流れもアニメ版の続きと言う事で無くも無い状況・・・・。
一体どのような展開になっているのでしょうか・・・・。
山王戦を予想しましたが、予想としては単純すぎるかなぁと思いつつも期待に夢を膨らませて、映画館に入っていきました。
ベアの奥さんのおネギはストーリーも楽しみにしていましたが、声優に注目していました。なるほどなぁ、そっちも気になるのかぁ。楽しみ方は様々です。ジャイアンの声優をしている木村昴さんが桜木花道の声優をしていると聞いて私はビックリしました。
ボエエエエエエエー--ー-!!!♪♪
って感じです。
5人で並んで席に座って・・・開演を待ちました・・・・。
久々に映画館でドキドキ・・・・。楽しみ過ぎました。
で、映画が始まったんですが・・・・
なんと今回のスラムダンクの映画は「宮城リョータ」が主人公でした!!
私も一緒に見に行った他の4人も花道が主人公で違いないと思っていたのですが、まさかの宮城!!
これは驚いたと思います。
でもよく考えると・・・・THE FIRST SLAM DUNK
ファーストって1番って意味ですよね?
1番って、バスケットで言うと宮城のポジションである、ポイントガード(PG)を意味するのです。ポジション別に番号で並べるとこんな感じです。
1番 ポイントガード PG
2番 シューティングガード SG
3番 スモールフォワード SF
4番 パワーフォワード PF
5番 センター C
この5つのポジションが一般的です。色んな戦術のチームがありますが基本陣形はガード2人、フォワード2人、センター1人です。
PGはパス、守備、スティール、ゲームの組み立て。ルーズボールに飛びついたり、攻撃時は速攻で走ったり、早いドライブで敵陣に切り込み、得点チャンスを演出します。
SGはフォワードに近いタイプの攻撃的なガードです。スリーポイントシュート。アウトサイド攻撃が滅法強いポジションです。
SFはアウトサイドからミドルレンジの攻撃が主。SGのようなスリーポイントシュート、ミドルシュート、PGのようなドライブもします。エースと呼ばれるのは大体このポジションが多いです。
PFはセンターに近いタイプのフォワードでインサイド攻撃が主。リバウンドやチップアウト、攻撃時はダンクをぶちかまします。主人公の桜木花道がこのポジションです。
Cはチームの大黒柱でインサイドで守備も攻撃も行います。スクリーンやリバウンド、守備時のブロックでインサイドが滅法強いポジションです。
アウトサイド重視のチームや戦術によってはガードやフォワードが3人になったり、セカンドガード(SG)やガードフォワード(GF)、センターフォワード(CF)などのポジションがありますが、基本的にはこの番号順になります。
THE FIRST SLAM DUNKが宮城なら、次の映画のセカンドは・・・・三井寿!!!
俺達のひさし!!
という単純な話にはならないと思いますが、一応ここは期待しておきたい所!!全中で優勝したチームのSGですから、その時の試合とかが描かれると面白いなぁとか思います。
今回の映画内容ですが、本編では描かれなかった宮城リョータの出身地が明らかになります。それが沖縄なんですね、普通に関東のどっかかと思っていましたが、子どもの頃に移り住んでいただけでした。
あの映画の予告で出てきた意味深な女性は宮城のお母さんです。兄弟が自分併せて3人居ました。兄の影響でバスケを始めており、兄のポジションもポイントガードでした。
で、お母さんですが、私が思うに宮城が好きなマネージャーのあやちゃんに性格が似てるような気がしました。結構土壇場で強そうな女性です。
そして試合・・・・・
なんと山王戦でした!!♪♪
やったぜ、BABY!!♪♪
宮城は深津一成というPGとのマッチアップです。所謂最強のPGとして呼び声が高いです。どんな時もプレーにムラがありませんが、試合の終盤でインテンショナルファウルをしてしまい、山王戦総評をした時に一部のファンからは戦犯だと言われています。しかし深津ほどの選手が、そのファウルをしなければ止められないということは、宮城の速攻(カウンター)の成功率にかなり警戒していたと思われます。
湘北って実は結構足が早いチームなんですよね。桜木の帰陣の速さ、流川も187cmのデカさでPG並みのドライブがあります。
南にさえ気を付ければ豊玉相手にも走り負けしないかも?・・・・。でも・・・・それだとゲームのリズムを変えたヤスの活躍が無くなるかぁ(笑)。
試合結果は分かっているのに、「いけっ!!」「やばいっ!!」「勝って!!」って映画を見ながら思ってしました。見せ方が上手いのです。
山王はやはり強いです。河田がインサイドを制圧し、深津は冷静、沢北の1on1のアイソレーションは最強です。
そして・・・・その時が来ました・・・・ゾーンプレスが・・・・。
漫画を見た時に絶望した、もう無理だと何度思った事でしょう・・・・。
基本はシュートきまれば、帰陣し、自分のゴールを守ります。しかし山王は戻らずにオールコートで当たってきます。ボールを取りにくるのです。
バスケの名門校を卒業した私の先輩が言っていましたが、この山王の戦法を使っていたと言っていました。
ただ、この戦法は平面で戦えないと判断した時に行うそうです。ガード主体のチーム編成だった場合、相手のCやPFにインサイドを制圧されることがあるので、それを相殺するためにたまに行うそうでした。
しかしこの戦法は常にプレスをかける必要がある為、かなり疲れるそうです。5人全員スタミナに自信が無いと難しい言っておられました。
宮城は囲まれます。バックプレスまでかけられ2人の大きな選手に囲まれます。
その2人とは別にもう1人、パスコースを切る動きをしている為、うかつにロングパスを出してしまうと簡単にインターセプトされてしまいます。
これこそ宮城の見せどころです。ゲームメーカーを託されたPGとしてこの試合を取りに行かないといけません。しかし深津は容赦がありません。最後の最後まで身長差を突いてきます。ガードである自分が攻撃の起点とならないといけません。その対峙相手である深津をどうにかしなくては、チームが負けてしまいます。
深津を・・・最強のガードと呼ばれた相手チームのキャプテンを倒さなくてはいけません。
宮城にはフォワードのような攻撃力がありません・・・。一体どうやって深津を倒すのでしょうか。
この後一体どうなってしまうのでしょうか?!
映画を見て下さい・・・全て分かります!!
この今回の映画主題歌は下記リンクです。
前奏と間奏ですが、ポイントガードがボールを運んでいる時に早い段階でプレスが来てそれをドリブルで抜いて攻撃に転じると言うような画が想像できるとてもかっこいい音楽でした!!とてもバスケットボールっぽいです!!
↓
原作を見たことある方は是非とも見てみて下さい。おすすめします。
あと映画の最後の最後に、大ビックリの展開があります。
アメリカに渡った山王工業のエース沢北が、対戦するチームの中に
宮城リョータの姿がっ!!
沢北は山王ではSFですがアメリカではPGです。宮城とのマッチアップです。
いっしープロの話ではNBAは身長デカすぎるので沢北の身長(188cm)で、本来のポジションであるスモールフォワードでの出場はかなり厳しいそうです。
ちなみにNBAの平均身長は198cmと言われています。
デカっ!!
しかし宮城も深津を倒した後、山王エース沢北とマッチアップです。一難去ってまた一難・・・・。
2人に会話はありませんでした。
宮城の頭のてっぺんが他の選手の胸くらいにあります。そんな体格差がある中で2人は自分たちのバスケットが出来るでしょうか。
次回もマジで楽しみです。次は寿(ひさし)を見たい!!
今回は以上です。友人のキマリと映画の話をしたら急に音信不通になったのでスラムダンク映画の記事公開を躊躇っていましたが、急に連絡が取れましたので公開しました。
今度一緒に映画を見た仲間達と語りたいと思います。それでは、また♪